元ブラック公務員が現場で実際に使ったExcel関数19選|正社員2人分の事務作業が消える実務テク

この記事は約9分で読めます。
成人女性
成人女性

Excelの関数って数百種類もあるけど、結局どれを覚えればいいの?

ヒイラギ
ヒイラギ

職場にもよりますが、よく使われている関数を主に知っておくといいです。
覚えるというよりも、本ブログ記事のような説明を見て使えるくらいの理解度があればいいと思います。

ヒイラギ
ヒイラギ

実際私も、調べながら使うこともありました。
大事なのは、「道具の存在を知ること」、「説明書があれば使えること」が大事です。

では今回は、主なExcel関数(道具)を紹介していきます。
ここで紹介するのは、数百ある関数やスキルの中から「現場で実際に残業を減らした汎用性の高い19個」を選出いたしました。理論上便利な関数ではなく、私が修羅場で使った順に並べています

筆者紹介(簡易版)

 私は元公務員(学校事務)で、月平均100時間・最大150時間を超える残業を経験しました。そこから「このままじゃダメだ」と独学でExcelを学び、最終的には業務改善の研修講師を任されるまでになりました。
一番の実績は、事務員3名で2日かかっていたデータ集計を、Power Queryで1人・30分に短縮したことです。

ここで紹介するのは、数百ある関数の中から「現場で実際に残業を減らした19個」だけ。しかもレベル1→2→3の階段順に並べたので、今の自分の位置から読み始められます。

    1. 筆者紹介(簡易版)
  1. まず結論:あなたはどのレベルから?
    1. レベル1|関数をほぼ使ったことがない
    2. レベル2|VLOOKUPを使えるレベル
    3. レベル3|もっと先へ行きたい
  2. 🔰 レベル1|まずはここから:事務の基本7選
    1. ① すべての土台:Excel関数の「言語ルール」
    2. ② IF関数|「もし〜なら」をExcelに任せる
    3. ③ AND・OR関数|複数条件の判定を自由に
    4. ④ SUMIF関数|条件に合うものだけ合計
    5. ⑤ COUNTIF関数|条件に合うものだけ数える
    6. ⑥ SORT関数|並び替えを自動化する
    7. ⑦ RANK.EQ関数|順位づけを自動で、同点処理もおまかせ
  3. ⚡ レベル2|実務効率化:残業を直接減らす6選
    1. ⑧ 月末の最終営業日を自動取得(WORKDAY・EOMONTH)
    2. ⑨ 納期までの残り日数を自動計算+期限警告
    3. ⑩ XLOOKUP|VLOOKUPの上位互換、実務で検証済み
    4. ⑪ TEXTSPLIT|1セルに詰まったデータを一括分割
    5. ⑫ CHOOSECOLS/CHOOSEROWS|必要な列・行だけ抜き出す
    6. ⑬ SORTBY|複数条件の並び替えを自動化
  4. 🚀 レベル3|自動化・上級:同期と決定的な差がつく6選
    1. ⑭ INDIRECT|複数シートのデータを1枚に集約
    2. ⑮ LET関数|長い数式を読みやすく、修正しやすく
    3. ⑯ LAMBDA関数|自分だけのオリジナル関数を作る
    4. ⑰ Power Query|3名2日の作業が1人30分になった本命
    5. ⑱ 連続印刷マクロ|印刷・PDF化を1クリックで
    6. ⑲ Excel×Outlookメール自動化|定型メールの一括送信
  5. 🗺️ どこから手を付けるか迷ったら:戦略の総まとめ
  6. 💡 補足:あなたのExcelで使えない関数があったら
  7. 📚 全記事リスト|目的別にもっと探す
  8. 💰 そのExcelスキル、社内で消費して終わりにしますか?
  9. よくある質問
    1. Q. 結局、最初の1つはどれを覚えるべき?
    2. Q. 関数とマクロ(VBA)、どちらを先に学ぶべき?
    3. Q. 古いExcelでも使えますか?
    4. Q. 覚える順番はありますか?
  10. まとめ:関数は「全部」じゃなく、階段を1段ずつでいい

まず結論:あなたはどのレベルから?

レベル1|関数をほぼ使ったことがない

IFと条件付き集計だけで、ヒューマンエラーが少なくなります。

レベル2|VLOOKUPを使えるレベル

日付の自動化とXLOOKUPで「探す・数える・締め切り管理」が自動になります

レベル3|もっと先へ行きたい

マクロとPower Queryは、職場で「あの人に聞けば何とかなる」と言われる領域です


🔰 レベル1|まずはここから:事務の基本7選

① すべての土台:Excel関数の「言語ルール」

関数でつまずく原因の9割は、関数そのものではなく「セルの名前・要素の区切り・カッコ」というルールの理解不足です。
私が独学で最初に突き当たった壁でもあります。

関数が初めての人は、必ずここから読んでください。

② IF関数|「もし〜なら」をExcelに任せる

専用記事に先がけて、ここで覚えてしまいましょう。
IF関数は「条件によって表示を変える」関数で、事務作業の最頻出です。

=IF(B2>=80, "合格", "不合格")

意味は「もしB2が80以上なら合格、そうでなければ不合格と表示」。
たったこれだけで、目視チェックと手入力が消えます。
「在庫が10を切ったら”要発注”」「期限を過ぎたら”超過”」

あなたの職場の”目で見て判断している作業”は、ほぼIFに置き換えられます。

そしてIF関数とセットで必ず覚えたいのが、エラー表示を隠すIFERROR関数。事務の定番3つをまとめた記事がこちらです。

事務職が使うExcel関数おすすめ3選|IFERROR・SUMIF・VLOOKUP
こんにちわ。ヒイラギです。私のように事務員をしている方は、Excelを使う機会が多く、そのスキルが業務の効率を大きく左右するといっても過言ではありません。はじめに今回は、事務作業で特によく出る関数について簡単に解説します。①IFERROR関…

③ AND・OR関数|複数条件の判定を自由に

AND関数 :条件Aと条件Bを両方満たしたら
OR関数 :どちらか1つでも満たしたら

また、IF関数と組み合わせることで、複雑な判定も一発になります。

Excel AND関数とOR関数の使い方|IF関数との組み合わせも解説
「複数の条件がすべて揃ったときだけOK」「どれか1つでも当てはまればOK」――この2つの判定、Excelでは関数1つで自動化できます。使うのはAND関数とOR関数。単体でもシンプルに使えますが、IF関数と組み合わせると…合格判定・出勤管理・警告表示まで、あらゆる条件分岐が一瞬で処理できるようになります。

④ SUMIF関数|条件に合うものだけ合計

「A商品の売上だけ合計したい」とき、セルを1つずつクリックして足していませんか? 条件に合わせた合計を出すのは、SUMIF関数の仕事です。

SUMIF関数の使い方|Excelで条件に合う値を合計する方法
「特定の商品だけ合計したい」そんなとき、セルをひとつひとつ選んで数式を組み立てていませんか?実はSUMIF関数を使えば、条件に合う値だけをたった1行で合計できます。構文は =SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲) のたった3つの引数だけ。でも「範囲の指定を間違えると正しく合計されない」という落とし穴が意外と多く、特に複数条件が絡む場面では…

⑤ COUNTIF関数|条件に合うものだけ数える

「80点以上は何人?」「”未提出”は何件?」
条件に合ったデータの数えるのはあなたの目ではなく、COUNTIF関数の役目です。

【Excel】COUNTIF関数とCOUNTIFSの使い方|複数条件の数え方も解説
「80点以上の人数を数えたい」「特定の文字が何個あるか調べたい」そんなとき一瞬で解決できる関数があります。それがCOUNTIF関数。数値・文字列・ワイルドカードにも対応し、アンケート集計や成績管理まで幅広く使えます。さらに複数条件を同時に指定できるCOUNTIFS関数との違いも…

⑥ SORT関数|並び替えを自動化する

「並び替え」ボタンを毎回押すのは今日で終わり。
SORT関数なら、元データが更新されるたびに自動で並び替えが反映されます。

SORT関数の使い方|Excelでデータを自動並び替えする方法
Excelでデータを並び替えるたびにボタンを押していませんか?SORT関数を使えば、データが更新されるたびに自動で並び替えが反映され、ヒューマンエラーもゼロに。実際に学校事務の現場で「2人×1日かかっていた作業が約30分」に短縮できた実体験をもとに、基本構文から実務で使える活用例4選、よくあるエラーの対処法、さらにSORTBY関数との使い分けまで

⑦ RANK.EQ関数|順位づけを自動で、同点処理もおまかせ

成績や売上の順位を手作業の並び替えで出すと、同点処理でミスが出ます。RANK.EQ関数ならSROT関数は不要・同点は自動で同順位です。

【Excel】RANK.EQ関数で順位を自動表示|RANKとの違いも解説
得点や営業成績に「順位」をつけたいとき、手作業での並び替えは手間もミスも多くなりがち。そこで使いたいのがRANK.EQ関数!同点なら自動で同順位、昇順・降順も引数一つで切り替えられ、しかもソート不要で正確な順位を返してくれます。実は「同点処理」や「元データの並び順に左右されない」という2つの強みが、この関数を…

⚡ レベル2|実務効率化:残業を直接減らす6選

事務作業の悩みは、突き詰めると「日付」と「突き合わせ」に行き着きます。レベル2はここを潰します。

⑧ 月末の最終営業日を自動取得(WORKDAY・EOMONTH)

支払いは月末営業日まで!!

この月末営業日を毎月カレンダーとにらめっこして調べていませんか? 
関数なら土日も祝日も考慮して一発です。公務員時代、他部署あての締め切り表づくりで一番使った計算です。

【Excel】月末の最終営業日を自動取得!支払い・締め処理に便利!
「月末の最終営業日っていつだっけ?」土日・祝日がズレるたびに手作業で確認していませんか?実はExcel関数を使えば、支払処理・請求締め・帳票管理の『最終営業日』が一発で自動取得できます。使うのはEOMONTH・WORKDAYの組み合わせ。祝日リストを渡すだけで、祝日まで考慮した正確な日付が…

⑨ 納期までの残り日数を自動計算+期限警告

「納期、気づいたら明日だった…!」を仕組みで防ぎます。
今日から納期までの経過日数・残り日数を自動計算し、残り3日を切ったらセルが赤くなる警告までセットで作れます。

【Excel関数】納期までの残り日数を自動で計算!条件付き書式で警告もできる!
「納期、気づいたら明日だった…!」そんなヒヤッとした経験はありませんか?ExcelのTODAY関数とDATEDIF関数を組み合わせれば、納期までの残り日数を自動で計算できます。さらにIF関数で「期限切れ」表示も可能!そして条件付き書式を使えば、残り3日以下で赤く光らせたり、7日以下で黄色にしたりと、視覚的なアラートも自由自在に設定できます。実はこの設定、手順さえ知れば…

⑩ XLOOKUP|VLOOKUPの上位互換、実務で検証済み

2つの表の突き合わせはVLOOKUP関数が定番でしたが、列の順番を変えると壊れる弱点がありました。XLOOKUP関数はその弱点を全部潰した上位互換。
実務でどう違うのか、5つの差を検証しました。

XLOOKUPとVLOOKUPの違い5つ|実務で使い分ける方法を解説
「VLOOKUPとXLOOKUP、実務でどっちを使えばいいの?」と悩んでいませんか?ネットでは「XLOOKUPの方が優れている」とよく見かけるけど、具体的に何が違うのか、どう使い分けるのかがわからない——この記事では実際に切り替えた体験をもとに5つの違いを解説します。結論から言うとXLOOKUPはVLOOKUPの弱点をほぼすべてカバーした上位互換。ただし万能ではなく、左側検索・エラー処理・縦横対応など実務で差が出るポイントが…

⑪ TEXTSPLIT|1セルに詰まったデータを一括分割

CSVを貼り付けたら1セルに全部入った、氏名を姓と名に分けたい——手作業の「切り取り・貼り付け」は今日で卒業です。

TEXTSPLIT関数の使い方|Excelでセルを区切り文字で分割する方法
名簿の「氏名を名字と名前に分けたい」──そんな面倒な作業、まだ手作業でやっていませんか?実はTEXTSPLIT関数を使えば、空白・カンマ・スラッシュなど「区切り文字」を指定するだけで、一瞬でデータを複数列に分割できます!住所の分割や商品コードの整理にも応用でき、しかも複数の区切り文字に同時対応する方法まで…

⑫ CHOOSECOLS/CHOOSEROWS|必要な列・行だけ抜き出す

巨大な元データから報告用に特定の列だけ取り出すとき、コピペだと元データが更新されるたびにやり直し。関数なら抜き出した表が自動で追従します。

CHOOSECOLS・CHOOSEROWS関数の使い方|列と行を抽出する方法
「この列だけ取り出したい」「必要な行だけ欲しい」——そんな悩みを一発解決するのがCHOOSECOLS・CHOOSEROWS関数です!手作業コピーはもう不要。元データが変わっても自動反映されるから、大量データの管理が劇的にラクになります。さらに「VSTACK」「HSTACK」と組み合わせると……

⑬ SORTBY|複数条件の並び替えを自動化

レベル1のSORTの強化版です。「部署順→入社年月順」のような複数条件の並び替えを、元データを一切触らずに別の表として自動生成できます。

SORTBY関数の使い方|Excelで複数条件の並び替えを自動化する方法
「並び替えたら元データがぐちゃぐちゃになりそう…」そんな不安、もう不要です!SORTBY関数を使えば、元データを一切触らずに並び替えた別の表を自動生成できます。しかも複数条件の組み合わせもラクラク対応。たとえば「部署順→入社年月順」のような細かい指定も、数式に条件を追加するだけ。データが更新されても自動で並び替わるから、一度セットすれば…

🚀 レベル3|自動化・上級:同期と決定的な差がつく6選

ここから先は「知っている人がほとんどいない」領域です。逆に言えば、ここを使えるだけで職場で頭ひとつ抜けます。

⑭ INDIRECT|複数シートのデータを1枚に集約

「シートが月ごとに分かれていて、集計が地獄」という職場の救世主。文字列でセル参照を作れるので、シート名を切り替えるだけで参照先が動的に変わる集計表が作れます。

INDIRECT関数の使い方|Excelで動的にセル参照する方法と注意点
「参照先をユーザーの入力で変えたい」「複数シートのデータを1枚にまとめたい」そんな悩みを解決するのがINDIRECT関数です。文字列でセルを指定できるため、シート名とセル番地を組み合わせるだけでまたぐシート参照が自由自在に。さらに、SUM関数との組み合わせや動的な範囲指定まで…実は知らないと損をする活用パターンが

⑮ LET関数|長い数式を読みやすく、修正しやすく

数式が長くなりすぎて自分でも読めない——そんな複雑な数式に”名前”を付けて整理できるのがLET関数。数式のメンテナンス時間が劇的に減ります。

【Excel関数】数式が読みやすくなる⁉ LET関数の使い方
✏️ 初めに「数式が長すぎて、見た目がごちゃごちゃ…」「同じ値を何回も使っていて、修正が面倒」「関数をいくつも使いすぎて、何が何のために必要かわからない…」ヒイラギ集約しすぎるとどうしても複雑化しちゃうんだよなそんなあなたにオススメしたいの…

⑯ LAMBDA関数|自分だけのオリジナル関数を作る

毎回コピペしている長い数式、実は「自作関数」として登録できます。Excelの裏エースです。

【Excel】LAMBDA関数とは?自作関数の作り方と活用例まとめ
✏️ 初めに「この関数、毎回コピペして使ってる…」「条件分岐が多すぎて、式がぐちゃぐちゃ…」「もっとスマートに処理できたらいいのに…」そんなあなたにこそ知ってほしい、Excelの“裏エース”こと LAMBDA関数。実はこれ、Excel関数を…

⑰ Power Query|3名2日の作業が1人30分になった本命

人ごとにバラバラな形式で提出されるデータの集約。私の現場ではこれが最大の時間泥棒でしたが、Power Queryの導入で事務員3名×2日 → 1人×30分になりました。この記事の中で1つだけ選ぶなら、これです。

Power Queryの使い方|Excelでデータ整理を自動化する方法【実例】
「人ごとにバラバラな形式で提出されたデータをまとめるのに、毎回何時間もかかる…」そんな悩みを抱えたことはありませんか?実はExcelに標準搭載されているPower Queryを使えば、事務員3名で2日かかっていた集計作業が、たった1人で30分に短縮できます。特別なスキルも有料ツールも不要。フォルダを指定して、クリックするだけで複数ファイルを自動統合できるのですが、じつは「シート名の統一」や「フォルダ名の変更禁止」など、知らないとハマる落とし穴が

⑱ 連続印刷マクロ|印刷・PDF化を1クリックで

宛先だけ差し替えて何十枚も印刷する帳票作業、マクロなら1クリックです。コピペで使えるコード付き。

Excel VBA】連続印刷マクロのコード|PDF一括出力も対応
毎月の請求書や注文書、「同じフォーマットでデータだけ違う」印刷作業を1枚ずつ手作業でこなしていませんか?実はExcel VBAのマクロを使えば、クリック1回で全シート一括印刷・PDF出力まで自動化できます。しかも一度コードを貼り付けてしまえば、次回からは…

⑲ Excel×Outlookメール自動化|定型メールの一括送信

名簿を見ながら1通ずつメール作成、コピペミスや宛先間違いにヒヤヒヤ——ExcelとOutlookを連携させれば一括送信できます。

【VBA】ExcelからOutlookで一括メール送信するマクロの作り方
名簿を見ながら1通ずつメールを作成して、コピペミスや宛先間違いにヒヤヒヤした経験はありませんか?実はExcelとOutlookを組み合わせれば、たった数行のVBAマクロで一括送信が実現できます。必要なのは氏名・メールアドレス・本文を並べた表だけ。あとはマクロを実行するだけで全員に自動送信されるのですが、じつはこのコード、送信前に内容を確認できるモードへの切り替えや、宛名の個別挿入、添付ファイルの追加まで…

🗺️ どこから手を付けるか迷ったら:戦略の総まとめ

個別のテクニックではなく「自分の職場のどの作業から潰すべきか」という戦略編はこちら。ゼロ予算・未経験から月20時間以上の残業を削減した実践記です。

Excelで残業を減らす業務効率化テクニック|元公務員の実践法
月平均80時間・最大130時間の残業を経験した元学校事務員が、ゼロ予算・未経験から実現した業務効率化テクニックを公開。特別なスキルは一切不要で、誰でも数分で導入できる方法にこだわりました。実際に月20時間以上の削減を実現した中から今回紹介するのは、Excel関数で膨大な名簿データを瞬時に絞り込む方法と、ファイル検索を30秒から

💡 補足:あなたのExcelで使えない関数があったら

この記事の関数の一部(XLOOKUP・TEXTSPLIT・SORT・LETなど)は、Office2021以降またはMicrosoft 365で追加された新関数です。「入力してもエラーになる」場合はバージョンが原因かもしれません。

Office2021の新関数一覧|追加された便利関数を使い方付きで解説
Office2021へのアップデートで、Excelに強力な新関数が続々と追加されました。FILTER・SORT・UNIQUE・SEQUENCE・RANDARRAYなど、データ処理を劇的に効率化する関数が登場。そして、長年Excelの定番として活躍してきたVLOOKUP・MATCHには、ついに上位互換となる関数が現れ、その使い方は従来とは大きく異なり…

📚 全記事リスト|目的別にもっと探す

厳選から漏れた関数も、実務では場面次第で主役になります。ジャンル別の全記事リストです。

日付・時間をもっと 営業日数・休日除外の納期計算まとめ出勤・退勤から勤務時間を自動計算誕生日から年齢・年代を自動判定日付・時刻の基本8関数SEQUENCEで日付・連番を一瞬生成

検索・参照をもっと VLOOKUP vs XLOOKUP決定戦XLOOKUPの基本XMATCHで位置検索INDEX×MATCH完全マニュアルMATCH関数の基礎INDEX関数の基礎

抽出・整形をもっと FILTER×SORT×AND/ORの複合技FILTER×AND/ORで複数条件抽出UNIQUE×FILTERで動的名簿FILTER×SORTの基本SORT×FILTERでブログ記事整理UNIQUEで重複消去TEXTJOINで複数セル結合VSTACK・HSTACKで表を合体DROP・TAKEで部分抽出RANDARRAYでランダムデータ生成TEXTSPLITの基本

集計・基礎をもっと COUNT3兄弟の使い分けRANK関数の基本MAX・MINで最大値・最小値文字列操作の基本4関数

自動化をもっと ハイパーリンクでシート目次を作る


💰 そのExcelスキル、社内で消費して終わりにしますか?

最後に1つだけ。私はこのスキルを「残業を減らす道具」として身につけましたが、振り返るとExcelスキルは社外でもお金になる資産でした。

道は2つあります。

① スキルを副業に変える:データ入力・集計・表の整形といったExcel案件は、クラウドソーシングで常に募集されています。レベル2まで使えれば、十分に戦えます。

② 残業だらけの環境ごと変える:私自身、月130時間残業の職場から転職してこのブログを書いています。スキルを磨いても評価されない職場なら、評価される場所に移るのも立派な戦略です。


よくある質問

Q. 結局、最初の1つはどれを覚えるべき?

関数が初めてならIF関数です。「条件で表示を変える」という関数の基本思想がそのまま学べます。実務で表の突き合わせが多いなら、XLOOKUPから入るのが近道です。

Q. 関数とマクロ(VBA)、どちらを先に学ぶべき?

個人的には、関数が先がいいです。汎用性が高くハードルが低いため、よく使われています。
部署内で使うなら関数が主。まずは、他の人と同じレベルになりましょう。
基本、レベル1〜2だけで完結します。それからVBAや「印刷」「メール送信」のような操作系だけ、マクロ(⑱⑲)の出番です。

Q. 古いExcelでも使えますか?

レベル1のIF・AND/OR・SUMIF・COUNTIF・RANK.EQや、⑧⑨⑭⑱⑲は古いバージョンでも使えます。SORT・XLOOKUP・TEXTSPLIT・LET・LAMBDAなどはOffice2021以降またはMicrosoft 365が必要です。詳しくは補足セクションのリンクをご覧ください。

Q. 覚える順番はありますか?

レベル1→2→3の順がそのまま学習ロードマップです。ただし「自分の職場で一番時間を食っている作業」のジャンルがあるなら、そこから手を付けるのが最短ルートです。


まとめ:関数は「全部」じゃなく、階段を1段ずつでいい

  • レベル1(IF・条件付き集計・並び替え)だけで手作業の半分は消える
  • レベル2(日付の自動化・XLOOKUP)で残業が目に見えて減る
  • レベル3(Power Query・マクロ)は3名2日→1人30分の世界
  • 身についたスキルは、副業・転職という形で社外でも資産になる

私が月150時間の残業から抜け出した出発点は、たった1つの関数でした。
あなたも、今日この中の1つから始めてみてください。

タイトルとURLをコピーしました