- 日本株と外国株の特徴と違いの比較
- 日本株50%・外国株40%という配分比率の根拠
- 高配当株と積立インデックス投資の使い分け方
- 20代が実際に感じた値動きの体感差
- 初心者が陥りやすい銘柄選びの失敗パターン
「日本株と外国株、どっちを買えばいいの?」と迷っていませんか?
投資を始めようとしたとき、この問いにぶつかって動けなくなる人はとても多いです。
私も最初は同じ悩みを抱えていました。ネットで調べれば「オルカン一択!」、「日本の高配当株が最強!」という肯定的な意見もあれば、逆に「オルカンはオワコン」、「日本株は割高!今から始めても損!!」といった否定的な意見も出てきて、どれが正解なのか全然わかりませんでした。
この記事では、実際にNISAで日本株(高配当株)と外国株(積立インデックス投資)の両方を運用している私の実体験をもとに、どちらをどう選ぶべきかを具体的に解説します。
📌 結論
先に結論からお伝えします。日本株と外国株、どちらか一方に絞る必要はありません。私は現在、日本株50%・外国株40%・その他10%という配分で運用しており、これが自分にとっていちばん精神的に安定した投資スタイルです。
日本株(高配当株)は配当金という「近い未来の収入」を生み出してくれます。
一方、外国株のインデックス投資(eMAXIS Slim 全世界株式など)は「遠い未来の資産形成」に向いています。この2つは役割が違うので、どちらが優れているという話ではありません。
大事なのは、自分の目的に合わせて配分を決めること。
「配当金で旅行に行きたい」
「老後のために資産を増やしたい」
など、目的によって最適な比率は変わります。
では、なぜ私がこの配分に落ち着いたのか、具体的な理由と体験をこれから順番に説明していきます。
📌 日本株と外国株の基本的な違いを整理しよう
まず、日本株と外国株がそれぞれどんな特徴を持っているのかを整理します。ここを理解しないまま投資を始めると、「なんか思ってたのと違う…」となりやすいので、しっかり押さえておきましょう。
✅ 日本株のメリット・デメリット
日本株の最大のメリットは、暴落リスクや倒産リスクのみで、為替リスクがないことです。
円建てで購入・受け取りができるので、「ドル円の動きで損した…」という事態が起きません。
特に高配当株の場合、配当金も円で受け取れるので、家計への影響が読みやすいです。
また、日本株は情報収集がしやすいという点も大きなメリットです。企業のIR情報や決算書も日本語で読めますし、身近な企業(コンビニ・通信・インフラ系など)を選べば、ビジネスの理解もしやすく、実際に利用し確認することもできます。
新NISA制度が出てきたこと、ネットでのやり取りが増えた結果日本株は、無税、手数料なしで売買が可能になりました。他国の株を売買する場合は、手数料がかかります。
一方でデメリットとしては、日本という1国に集中するリスクがあります。日本の企業全体へ影響がある出来事(金利政策の変更や景気後退)が起きたとき、保有する株全体が影響を受け一気に評価額が下落するため注意が必要です。
✅ 外国株のメリット・デメリット
外国株(特に全世界株式インデックス)の最大のメリットは、地域分散ができることです。eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)のような投資信託を使えば、米国・欧州・新興国など世界中の株に一度に投資できます。1カ国の経済が落ち込んでも、他の国がカバーしてくれる構造です。
長期で見ると、世界の株式市場は右肩上がりで成長してきた歴史があります。これからも、何が起きても長期的には必ず右肩上がり。上がらない世界線があるとするならば、それは人類の発展がなくなり、壊滅するでしょう。
デメリットとしては、手数料が発生すること。
投信や個別株どちらを利用したとしても、海外株式には手数料がかかります。そのため、自分で運用するよりも利益が減る、日本株のようにそのままの金額が得られないことがあります。そのほかにも、為替リスクがあり円高になると、外国株の円換算での価値が目減りします。また、米国株などの海外個別株を買う場合は、手数料や税金も余分にかかります。

外国株の中でも「オルカン(全世界株)」は約50カ国以上に分散されているにゃ。だから1つの国が暴落しても、影響がかなり薄まるのが強みにゃ!
日本株と外国株の基本的な特徴がわかったところで、次は私が実際にどうやってこの2つを組み合わせたのか、その配分比率と考え方を紹介します。
📌 なぜ日本株50%・外国株40%という配分にしたのか
私のポートフォリオは現在、日本株50%・外国株40%・その他(J-REITや国際債券など)10%という配分で運用しています。最初からこの比率を決めていたわけではなく、試行錯誤の末にたどり着いた配分です。
✅ 「近い未来」と「遠い未来」で役割を分けた
私の投資の考え方はシンプルで、
日本高配当株=近い未来のための投資
全世界株式(オルカン)=遠い未来のための投資
と役割を分けています。日本の高配当株から得られる配当金は、旅行代や特別な出費に充てています。これが増えるほど、今の生活が豊かになります。
一方で、積立投資は、20年後・30年後の自分への仕込みです。毎月コツコツ積み立てて、複利の力で資産を増やし、教育費や老後資金の足し等ほぼ必ず起きる人生のイベント用のお金です。
この2つは目的が全然違うので、どちらか一方だけでは補えません。

配当金で旅行に行くと、来年もまた行ける!だから明日からまた頑張ろうって気持ちになれました
特に、近い未来への投資は毎年使えるお金ができ、増えていきます。そのほかにも、思い出や経験を得るためにお金を使え、今も大事にできます。
動ける身体で、旅行に行けるのは今だけです。
今の景色を楽しめるのも、今の仲間と何かをすることも今しかできません。
なぜなら、世界もあなたも、毎日変化していくからです。
だから私は、今も大事にするために高配当にも投資しています。
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思い出は、言った相手と話すたびに楽しい気持ちにさせるにゃ
仲間と集まるといつもおなじ話をするにゃ。写真とみんなの記憶で一晩ずっと話すのにゃ
✅ 日本株を多めにした理由:様々な投資を行うため
なぜ外国株より日本株を多めにしているかというと、生活費の足しにすることで、生活水準を下げずに、自由に使用できる金額を増やすためです。
配当金は、投資に回す!
これが私の方針です。投資の中には自己投資や株式に再投資もありますが、生活費の足しにすることもあります。
年々増加する物価、しかし給与はそれほど増えず税金のみが増加していく。
そんな中、生活水準をさらに下げることは難しい時もあります。
また、下げてしまうと生活満足度が減りストレスとなることも。。。
ですので、物価が上がった際に生活費に少し当てる。
日々のストレス回避、毎日の幸福のための投資に回すのです。
✅ 分散投資の考え方:リスクを小さくする仕組み
分散投資の効果を理解するうえで、私はこんなイメージで考えています。
- 1社集中投資:その会社が傾けば大損(リスク最大)
- 1業種集中投資:1社が落ちても他でカバーできるが、業種全体が沈むと大損
- 1国に集中投資:1カ国の政策・金利変動、停滞で大損
だから、もう1段階投資範囲を広げ、全世界株式(オールカントリー)への積立投資をすることで、リスク分散しました。全世界株式(オールカントリー)への積立投資は、この「複数国への分散」を手軽に実現してくれる手段として、ポートフォリオの中心に据えています。日本株50%でも、残り50%が世界中に分散されているので、日本一国への過集中は避けられています。
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投資信託と高配当株の比率は「1:2」が目安にゃ。ヒイラギの配分はほぼこれに沿っているにゃよ。分散のコツをちゃんと実践できているにゃ!
配分の考え方が整理できたところで、次は実際に運用してみてどんな違いを体感したか、リアルな話をしていきます。
📌 実際に運用してわかった日本株と外国株の体感差
頭で理解していても、実際に自分のお金を動かすとまた違う感覚がありました。ここでは、日本株(高配当株)と外国株(積立インデックス)を両方運用して感じた「生の体感」をお伝えします。
✅ 値動きの体感:日本株はジェットコースター、外国株は安定飛行
実際に運用していて強く感じるのは、個別株の値動きの激しさです。高配当株でも、含み損が10%を超えることがあります。特に市場全体が荒れているときは、1日で数万円単位で評価額が上下することも珍しくありません。
一方、eMAXIS Slim 全世界株式などの投資信託は、上がり幅・下がり幅がどちらも小さい代わりに、長期で見ると常に含み益を維持できています。「じわじわ右肩上がり」というイメージで、精神的な負担がかなり少ないです。

今年は日本株が好調で、日本株の成績が外国株を上回った時期もありました。でも逆の時期もある。だから「どっちが常に勝つ」はないんですよね。
✅ 配当金という「見える成果」がモチベーションになる
積立インデックス投資はコツコツ積み上げる性質上、成果が見えにくい期間が続きます。一方、日本株の高配当株は定期的に配当金が振り込まれるので、「投資している実感」を持ちやすいのが大きなメリットです。
私はこの配当収入を旅行費や特別費に充てています。「配当金が入ってきた→旅行に使える」という体験を繰り返すことで、投資を続けるモチベーションになっています。長期投資は継続が命なので、このモチベーション維持は意外と重要です。
✅ 外国株は「国の特徴」を知らないと大損することも
外国株を個別で買う場合は、その国の経済事情・政策・文化的背景への理解が必要です。例えば、新興国株は成長性は高いものの、政治リスクや通貨リスクが大きいです。何も知らずに「なんか安いし買っとくか」で入ると、大きな損失につながる可能性があります。
外国株の個別投資は上級者向け。初心者のうちはインデックス投資(オルカンなど)で十分です。世界中に分散されているので、特定の国への知識がなくても安定した運用が期待できます。

インデックス投資は「市場全体を買う」感覚にゃ。特定の国・企業の知識がなくても、世界経済の成長に乗れるのが強みにゃよ!
体感の違いがわかったところで、次は私が実際に経験した失敗談と、そこから学んだ銘柄選びの注意点を紹介します。
📌 投資初心者が陥りやすい失敗:私の実体験から
NISA投資を始めたとき、私はいくつかの失敗をしました。同じ失敗をしてほしくないので、正直に書いておきます。これが今の慎重な投資スタイルのベースになっています。
✅ 失敗①:銘柄診断で特定口座購入してしまった
NISA投資を始めた頃、証券会社のアプリで自動の銘柄診断を使いました。年収や毎月の投資予定額を入力すると、銘柄を選定してくれる便利な機能です。しかし、診断結果をそのまま信じて購入手続きを進めた結果、特定口座での購入になっていたことに後から気づきました。
特定口座はNISAと違い、配当金やキャピタルゲインに約20%の税金がかかります。しかも診断結果を見てもそれが分かりにくい表示になっていて、半年ほどそのまま運用してしまいました。今も含み損があるため売ることもできず、管理しなければならない銘柄が余分に残っている状態です。
この経験から学んだことは、「買う前に必ず『NISA口座』での購入かどうかを確認する」ことです。証券会社のアプリは便利ですが、手数料が高い商品や特定口座での購入を促す設計になっている場合があります。細かい部分まで自分でチェックすることが大切です。
✅ 失敗②:支払い方法を現金設定のままにしていた
証券口座を開設したとき、銀行口座やクレジットカードの登録キャンペーンに乗っかりました。しかしそのまま積立の支払い方法を現金のままにしてしまい、クレジット積立のポイント還元を長期間受け損ねていました。
クレジット積立に切り替えると毎月の積立額に対してポイントが還元されるため、長期で見るとかなりの差が出ます。ただし、クレジット積立は2ヶ月後の引き落としになるため、個別株を現金でタイミングよく買いたい人は現金が向いている場合もあります。自分のスタイルに合わせて設定を確認しましょう。

最初は証券口座の操作自体がよくわからなくて、色々調べながらやっとクレジット設定に切り替えられました。初期設定はちゃんと確認しないと損しますね…。
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口座開設直後は設定が複雑にゃ。「NISA口座か特定口座か」「支払い方法は何か」の2つは最初に必ず確認してほしいにゃ!
こういった失敗を踏まえたうえで、私が今の投資スタイルに落ち着いた理由がわかってもらえると思います。では次に、実際にどちらが「自分に合っているか」という判断基準を整理していきます。
📌 日本株vs外国株、あなたに合うのはどっち?判断基準を整理
「結局、自分はどっちを選べばいいの?」という疑問に答えるために、判断基準をシンプルに整理します。どちらが優れているという話ではなく、あなたの目的・性格・状況に合った選択をすることが大事です。
✅ 配当金で今の生活を豊かにしたいなら「日本株・高配当株」
旅行費・外食費・趣味への支出など、「今の生活に余裕を作りたい」という目的があるなら日本の高配当株が向いています。定期的に配当金が入ってくることで、投資が生活と直接つながる実感を得やすいです。
ただし、個別株は値動きが激しく、含み損に耐える精神力が必要です。価格の変動に一喜一憂してしまいやすい人には向かないので、自分の性格と相談してみてください。高配当株投資の実際のリターンについては、高配当株投資って本当に儲かる?20代が1年やってみた正直な感想も参考にしてみてください。
✅ 長期的な資産形成が目的なら「外国株インデックス積立」
「20年後・30年後のために資産を増やしたい」「老後の備えをしたい」という目的なら、外国株のインデックス投資(つみたてNISA活用)が向いています。毎月一定額を自動積立するだけでよく、手間がほとんどかかりません。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は、信託報酬が低くコストパフォーマンスに優れています(2026年時点)。「何を選べばいいかわからない」という初心者には、まずオルカン積立から始めるのがおすすめです。
✅ 精神的安定を重視するなら「両方バランスよく持つ」
私の場合、日本株50%・外国株40%というバランスが精神的に一番安定しています。どちらか一方が不調でも、もう一方がカバーしてくれる構造があるからです。
投資で大事なのは、プラス値の大きさではなく「常にプラスを維持すること」です。焦って売ってしまう「狼狽売り」は確実に損失確定につながります。精神的に安定して長期保有を続けられるポートフォリオこそ、最強の投資スタイルです。
- 今の生活を豊かにしたい → 日本株・高配当株メイン
- 長期で資産を増やしたい → 外国株インデックス積立メイン
- 精神的に安定したい → 両方バランスよく保有
- 値動きが気になりすぎる → 積立投資信託一択
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分散投資のおかげで、含み損の期間が短く・小さくなるにゃ。精神的な安定こそ、長期投資を続けるいちばんの秘訣にゃよ!
投資の目的ごとに適した選択肢が見えてきたと思います。次は、具体的にNISAでどう始めればよいかを整理していきます。
📌 NISAで日本株・外国株を始める際の注意点
NISA制度は2024年から新しくなり、年間360万円まで非課税で投資できるようになりました(出典:金融庁、2026年時点)。この制度をうまく活用すれば、配当金もキャピタルゲインも税金がかかりません。使わない手はないです。
✅ 始める前に「生活防衛資金」を確保する
投資を始める前に、まず最低でも生活費の半年分~1年分の貯金(生活防衛資金)を確保することが大前提です。この資金がないまま投資すると、急な出費が発生したとき、含み損のまま株を売らなければならない最悪の状況になります。
投資は「余剰資金」でやること。生活に必要なお金を使って投資するのは絶対NGです。手取り収入の配分は、生活費50%・貯金+投資25%・自由費25%を目安に考えるとバランスが取りやすいです。
✅ NISA口座か特定口座か、必ず確認する
私が失敗したように、証券会社のアプリで購入手続きをするとき、NISA口座と特定口座を混同しやすいです。特定口座では利益に約20%の税金がかかります(出典:国税庁)。NISAの非課税メリットを最大限活かすために、購入前に口座種別を必ず確認してください。
✅ NISAの成長投資枠とつみたて投資枠を使い分ける
新NISAには「つみたて投資枠(年間120万円)」と「成長投資枠(年間240万円)」の2種類があります。つみたて投資枠はインデックス型投資信託の積立に、成長投資枠は個別株や高配当ETFの購入に活用するのが一般的な使い方です。
外国株の積立(オルカンなど)はつみたて投資枠、日本株の高配当個別株は成長投資枠を使うという組み合わせが、私のスタイルにも合っています。NISAの始め方について詳しくは20代投資の始め方3ステップ|NISAだけじゃない選び方も合わせてご覧ください。

つみたて枠でオルカンを積立しつつ、成長投資枠で高配当株を買う。この使い分けが今の私のスタイルです。NISAって本当によくできた制度だと思いますね。
NISAの活用ポイントが押さえられたところで、最後に全体のポイントをまとめます。
📌 まとめ
日本株と外国株は「どちらが優れているか」ではなく、「目的に合わせて使い分けるもの」です。今回の記事のポイントを整理します。
- 日本株(高配当株)は近い未来の収入(配当金)を作るための投資
- 外国株インデックス(オルカンなど)は長期的な資産形成のための投資
- 私のポートフォリオは日本株50%・外国株40%・その他10%で運用中
- 日本株を多めにした理由は、さまざまな投資を行う軍資金にするため
- 分散投資によって含み損の期間が短く・小さくなり、精神的安定につながる
- 大事なのはプラス値の大きさではなく「常にプラスを維持すること」
- 投資前に必ず生活防衛資金を確保し、NISA口座かどうかを確認する
投資で精神的に消耗してしまうと、狼狽売りで損確定という本末転倒な結果になります。自分が安心して保有し続けられるポートフォリオを作ることが、長期投資の最大の秘訣です。私の投資方法の詳細はひいらぎの投資方法ページでもまとめているので、よければ参考にしてみてください。
また、暴落局面での心の持ち方についてはトランプ発言で経済悪化?暴落時に資産を守る3つの心得も参考になります。投資は「始めること」より「続けること」の方がずっと大事です。自分に合ったスタイルで、焦らず続けましょう!!

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