【投資初心者向け】これだけは覚えたい投資用語集|キーワードで投資スタイル早わかり

投資
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成人女性
成人女性

NISA始めたいのに、ETFとかキャピタルゲインとか…
言葉でつまずいて前に進めないの。

ノア
ノア

投資の用語って、普段つかわにゃいからわからないにゃよね
でも、知らないと誤情報に惑わされたりするにゃ

ヒイラギ
ヒイラギ

そうだね。レバレッジがどうのとか。
知らないと、現物取引(自分の資産の範囲内での取引)じゃなくて、信用取引とか、FXとかで運用してしまって、失敗したら借金になってしまうしね

ノア
ノア

そうにゃね、知っててリスクを取るの知らないで、取るのとでは違うにゃ
特に、信用取引、FXは今後にかかわる場合が多いにゃ
だからこそ、この記事を急いで作ったのにゃ

投資を始めると、知らない言葉が次から次へと出てきます。
でも、最初から全部を覚える必要はありません。
ですが、少なくとも自分がどの方法で投資しているか、リスクとリターンが大体どのくらいあるかわかるくらいにはしときましょう!

この用語集は、こんな構成にしています。

構成

  • 「★」マーク … 投資スタイルに関係なく、全員が最初に覚えておきたい超基本用語
  • 「スタイル別」コーナー … 「この言葉が出てきたら、こういう投資のことだな」とセットで覚えおくといい用語
  • 「初心者の落とし穴」コラム … 各スタイルの最後に、ポイントをまとめました

知らない言葉が出てきたら、まず第1章の★だけ確認すればOK。気になる投資スタイルが見つかったら、各コーナーの最後にあるリンクから、もっと詳しい記事へ進んでみてください。

※ 本記事は筆者が実際に投資をしてきた経験をもとに、できるだけわかりやすさを優先してまとめています。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。元本割れのリスクがある商品も含まれます。


1. ★まずはこれだけ!全員共通の基本用語

ここに載っている用語は、どんな投資をするにしても土台になる言葉です。まずはこれだけ覚えればOKです。

★ 元本

投資に出した「もとのお金」のこと。100万円を投資したら、元本は100万円。
元本保証」とは、このもとのお金が減らないことを約束する商品(預金など)を指します。
逆に言うと、投資信託や株は元本保証ではない=減ることもある、というのが大前提です。「貯金は元本保証、投資は元本保証なし」とまず覚えておきましょう。

★ 余剰資金

生活費や、近く使う予定のあるお金を除いた、当面は使う予定のないお金のこと。投資は必ずこの余剰資金の範囲で行うのが大原則です。
生活費まで投資に回すと、暴落したときに必要なお金を泣く泣く取り崩すことになり、初心者がいちばんやってはいけない失敗につながります。まずは「なくなっても生活が崩れない金額」から始めましょう。

★ リスク・リターン

  • リターン … 投資で得られる利益(または損失)のこと。
  • リスク … 投資の世界では「危険性」という意味のほかに、値動きの振れ幅(ブレの大きさ)でも使用します。

リスクとリターンは基本的にセット。「大きく増える可能性がある=大きく減る可能性もある」ということです。「ローリスク・ハイリターンな商品はまず存在しない」と思っておくのが、詐欺的な話に引っかからないためのいちばんの予防策です。

★ キャピタルゲインとインカムゲイン

投資の利益(収益)には、大きく2種類あります。

  • キャピタルゲイン 安く買って高く売る「売却益。株や暗号資産で値上がりを狙うのがこれ。
  • インカムゲイン持っているだけで入ってくる「継続収入」。株の配当、投資信託の分配金などがこれ。

「値上がり益を狙う投資」か「コツコツ受け取る投資」か、自分がどちらを目指すのかを意識すると、商品選びがブレません。

★ 主な投資対象(アセットクラス)

投資できる対象は、大きく次のように分けられます。
それぞれリスクとリターンの大きさが違うのがポイントです。

  • 預貯金 … ほぼ元本保証だが、ほとんど増えない(インフレに弱い)。
  • 債券国や企業にお金を貸す商品。値動きは小さめ(ローリスク・ローリターン)。
  • 株式企業の権利の一部を持つ。値動きは大きめ(ハイリスク・ハイリターン)。
  • REIT … 多くの投資家で不動産に投資し、賃料収入などを分配してもらう商品。
  • コモディティ … 金(ゴールド)や原油など「モノ」への投資。インフレに強いとされます。

この対象をどう組み合わせるかが、後で出てくる「ポートフォリオ」です。

★ 円高・円安

外国の資産に投資すると関わってくるのが為替です。

  • 円高 … 円の価値が上がること(例:1ドル150円 → 130円)。外貨建ての資産は円換算で目減りします。
  • 円安 … 円の価値が下がること(例:1ドル130円 → 150円)。外貨建ての資産は円換算で増えます。

米国株や全世界株に投資すると、株価そのものの動きだけでなく、この円高・円安によっても資産が増減することを覚えておきましょう。

★ 複利・単利

  • 単利 … 最初の元本に対してだけ利益がつく計算。
  • 複利 … 利益が、さらに次の利益を生んでいく仕組み。「増えた分」にも利益がつくので、時間が経つほど雪だるま式に増えていくのが特徴です。

投資が「長く続けるほど有利」と言われる最大の理由がこの複利です。

72の法則

お金が2倍になるまでの年数は、ざっくり「72 ÷ 利回り(%)」で計算できます。年利6%なら 72÷6=12年で2倍。年利3%なら24年。低い利回りでも、時間を味方につければ大きく育つことが分かります。

★ 利回り

投資したお金に対して、1年あたりどれくらい増えたかを%で表したもの。「利回り5%」なら、100万円に対して年5万円ペースで増える計算です。配当だけで見たものを 配当利回り と呼びます。

★ 機会損失

「買っておけば得られたはずなのに、買わなかったために逃した利益」のこと。実際にお金が減る「損失」ではありませんが、慎重になりすぎて何年も始められないと、この機会損失が大きくなっていきます。とはいえ焦って高値づかみするのも禁物。だからこそ、少額から自動積立で早く・無理なく始めるのが、機会損失と高値づかみの両方を避けるバランスの良い方法です。

★ インフレ・デフレ

  • インフレ … モノの値段が上がること。裏を返すと「お金の価値が下がる」こと。
  • デフレ … その逆で、モノの値段が下がること。

インフレが続くと、銀行に置いたままの現金は実質的に目減りします。たとえば物価が年2%上がると、100万円の「買える力」は1年後に約98万円分に。これが「貯金だけでなく投資も必要」と言われる大きな理由です。投資は、このインフレに負けないようにお金を働かせる手段でもあります。

★ 分散投資

1つの銘柄や1つの国に集中させず、いろいろな対象に分けて投資すること。「卵を1つのカゴに盛るな」という格言が有名で、どれか1つがダメになっても全体のダメージを抑えられます。分け方は次の3方向が基本です。

  • 資産の分散 … 株・債券・不動産など、種類を分ける
  • 地域の分散 … 日本・米国・全世界など、国を分ける
  • 時間の分散 … 一度に買わず、買うタイミングをずらす(→ドルコスト平均法)

★ 短期投資・中期投資・長期投資

「どのくらいの期間で持つか」で投資のスタイルは大きく変わります。明確な定義はありませんが、ざっくり次のように整理できます。

種類期間の目安主な狙い特徴・向き不向き
短期投資数日〜数か月値動きの差でこまめに利益を取る手間とリスクが大きく、複利が効きにくい。専門知識と時間が必要で、初心者には不向き
中期投資数か月〜数年業績や景気の波に乗る短期ほど忙しくないが、売買タイミングの見極めが必要
長期投資数年〜数十年複利と分散をじっくり活かす短期の暴落も「時間」が味方になる。初心者の王道スタイル

初心者がまず選ぶべきは長期投資です。値動きに一喜一憂せず、複利の力を最大限に使えるのが理由です。

★ 暴落・調整・暴騰

ニュースでよく出てくる値動きの言葉です。

  • 暴落 … 価格が短期間で大きく下がること。
  • 調整 … 上がりすぎた価格が、いったん下がって落ち着くこと(暴落ほど深刻ではないニュアンス)。
  • 暴騰 … 価格が短期間で大きく上がること。

長期投資では、暴落は「安く買えるチャンス」と捉える人もいます。大切なのは、こうした局面で慌てて売らないことです。

★ 利益確定(利確)・損切り

  • 利益確定(利確)含み益が出ている状態で売って、利益を確定させること
  • 損切り損失が膨らむ前に売って、損を確定させること。「これ以上は耐えない」というラインをあらかじめ決めておくのが鉄則です。
  • 含み益・含み損 … まだ売っていない、見かけ上の利益・損失。売って初めて確定します。「含み損」はまだ損が確定していない状態なので、慌てる必要はありません。

★ 手数料・コスト

投資では、買うとき・持っている間・売るときにそれぞれコストがかかることがあります。特に投資信託を持っている間ずっとかかる「信託報酬」は、長期だと差が大きくなるので「できるだけ低いものを選ぶ」が基本です。年0.1%と年1%では、30年後に数十万円〜数百万円の差になることもあります。

★ 税金(約20%)・特定口座

投資で得た利益には、通常 約20.315% の税金がかかります(10万円の利益なら約2万円が税金)。

  • 特定口座(源泉徴収あり) … 証券会社が税金の計算・納税を代行してくれる口座。初心者はこれを選べば、原則として確定申告の手間がいりません。
  • そして、この税金がまるごと非課税になるのが次に出てくるNISAです。

★ ポートフォリオ・リバランス

  • ポートフォリオ … 自分が持っている資産の組み合わせ(株〇%・債券〇%など)のこと。
  • リバランス … 値動きで崩れた配分を、元の比率に戻す作業。増えすぎた資産を一部売り、減った資産を買い足して整えます。年1回など、タイミングを決めてやるのが一般的です。

★ 自動積立

毎月決まった日に、決まった金額を自動で買い付ける設定のこと。一度設定してしまえば、手間なく・感情に左右されずに投資を続けられます。「相場を見て今日は買おうか迷う」がなくなるので、忙しい人やつい感情で動いてしまう人ほど効果的。いわゆる「ほったらかし投資」の要になる仕組みです。

★ NISA(ニーサ)/つみたて投資枠・成長投資枠

投資で得た利益にかかる税金(約20%)がまるごと非課税になる国の制度。2024年からの新NISAには2つの枠があります。

  • つみたて投資枠 … 年間120万円まで。長期向けの投資信託が中心。
  • 成長投資枠 … 年間240万円まで。個別株やETFなども対象。

合わせて年間最大360万円、生涯では1,800万円まで非課税で投資できます。初心者はまずつみたて投資枠から始めるのが王道です。

★ iDeCo(イデコ)

自分で作る私的年金の制度。掛金が全額所得控除になる(=その年の税金が安くなる)など税制メリットが大きい一方、原則60歳まで引き出せないのが最大の注意点。「老後資金専用」と割り切れる人向けです。NISAとあわせて押さえておきましょう。

💡 NISAとiDeCo、どっちから始める?
 私は迷ったら、いつでも引き出せるNISAからが良いと考えています。iDeCoは60歳まで引き出せない代わりに、掛金が全額所得控除になるなど節税メリットが大きいのが特徴。NISAで投資に慣れ、家計に余裕ができてきたら、iDeCoも併用して老後資金を厚くしていく、という順番がおすすめです。

★ 投資信託・ETF

  • 投資信託 … たくさんの投資家からお金を集めて、運用のプロがまとめて運用してくれる商品。少額からでも分散投資ができます。
  • ETF … 投資信託の一種で、株のように証券取引所でリアルタイムに売買できるもの。

その他

ボラティリティ(値動きの激しさ)

リスクの大きさは、専門的には「標準偏差(年率)」という数字で表されます。これがボラティリティ=値動きの激しさです。だいたいの目安は次のとおりです。

資産の種類1年間の値動きの振れ幅(目安)評価
国内債券約 2〜5%低い(おとなしい)
国内株式・先進国株式約 18〜20%高い
新興国株式約 20%超かなり高い
暗号資産(ビットコイン等)年率 50〜100%超極めて高い(株式の3〜5倍)

読み方のコツ: 振れ幅が「20%」なら、1年間のリターンは平均値を中心に上下20%程度の範囲に約7割(3分の2)が収まる、というイメージです。ざっくり言うと、この数字の2倍くらいが「最悪の年の下落の目安」。株式なら一時的に40%前後下がることも想定の範囲、ということになります。逆に債券はめったに大きく動きません。

※ 上記はGPIFや運用会社が公表する一般的な目安で、計測する期間やデータによって変わります。「だいたいこのくらい」の感覚をつかむための数字として見てください。

ドローダウン

過去のいちばん高かった時(最高値)から、どれだけ下がったかを表す言葉。「最大ドローダウン30%」なら、ピーク時から一時的に30%下がった、という意味です。自分がどこまでの下落に耐えられるかを考えるときの、現実的なものさしになります。

期待リターン・シャープレシオ

  • 期待リターン … その資産を長く持ったときに、平均的に見込めるリターン(年率)。いわばその資産の「実力」です。
  • シャープレシオ … 取ったリスクに対して、どれだけ効率よくリターンを得られたかを示す数字。
    大きいほど「リスクのわりにしっかり稼げた」=効率の良い投資だった、と評価できます。商品同士を比べるときの参考になります。

2. 用語でわかる「投資スタイル」

ここからは、「この言葉が出てきたら、こういう投資をしている」という形でまとめます。SNSやニュースで見かけた言葉が、どのスタイルのものか当たりをつけるのに使ってください。


🟢 コツコツ積立インデックス投資

初心者に一番おすすめされる、王道のローリスク長期スタイルです。

用語意味
ドルコスト平均法毎月1万円など、決まった金額を定期的に買い続ける方法。価格が高いときは少なく、安いときは多く買えるので、平均購入価格が平準化されます。
※ただし「損しない方法」ではなく、ずっと右肩上がりの相場なら一括投資が有利なこともあります。
一括投資まとまった資金を一度に投じる方法。上昇相場では有利になりやすい反面、買った直後の下落リスクをまともに受けます。
インデックス/インデックスファンド日経平均やS&P500、全世界株式などの「市場全体の指数」に連動する商品。手間が少なく、低コストで分散できます。
アクティブファンド指数を上回ることを目指して、運用のプロが銘柄を選ぶ投資信託。コスト(信託報酬)は高めで、必ず勝てるわけではありません。
信託報酬投資信託を持っている間ずっとかかる運用コスト。年率%で表示され、長期だと差が大きいので「低いほど良い」が基本。
基準価額投資信託の「1万口あたりの値段」。これが上がれば資産が増えています。
純資産総額そのファンドに集まっているお金の総額。大きく、かつ増えているファンドは安定運用の目安になります。
ノーロード購入時の手数料が無料の投資信託のこと。
分配金(再投資型)投資信託から支払われる利益の一部。受け取らずに自動で再投資する「再投資型」を選ぶと、複利効果を最大化できます。
S&P500全世界株式(オルカン)インデックス投資の代表的な対象。『S&P500』は米国主要500社『全世界株式(オルカン)は世界中の株にまとめて分散できます。
為替リスク米国株などに投資すると、株価だけでなく『円高・円安』でも資産が増減します。円高になると、ドル建ての資産は円換算で目減りします。

※☆がついているものは、本ブログにてよく使う文言です。

💡 初心者の落とし穴①:下がると怖くなって積立を止めてしまう
積立投資の最大の敵は「暴落時に怖くなって売る・止める」こと。実は、下がっている時こそ同じ金額で多く買えるチャンスです。一度始めたら、相場を見すぎず淡々と続けるのが、私が推す積立投資です。

こんな人向け

ヒイラギ
ヒイラギ

とにかく手間をかけず、長期でコツコツ資産を育てたい人。


🔵個別株・割安株(バリュー)投資

会社の数字を読んで、「割安な株」や「良い会社の株」を自分で選んで買うスタイルです。

用語意味
PER(株価収益率)株価が「利益」の何倍まで買われているか。低いほど割安と見られることが多い(業種で目安は変わります)。
PBR(株価純資産倍率)株価が「会社の純資産」の何倍か。1倍を下回ると割安とされる一方、「人気がない・問題がある」サインのこともあるので注意。
ROE(自己資本利益率)会社が、株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えているか。高いほど稼ぐ力がある会社の目安。
自己資本比率全資産のうち、借金ではない「自前のお金」の割合。高いほど財務が健全=つぶれにくい会社の目安です。
時価総額「株価 × 発行株数」で計算する、会社全体の値段。規模の大きさを表します。
配当・配当利回り会社が利益の一部を株主に還元するお金が「配当」。株価に対する配当の割合が「配当利回り」。
配当性向利益のうち、どれだけを配当に回しているかの割合。高すぎると無理をしている場合もあります。
増配・減配配当を増やすことが「増配」、減らすことが「減配」。連続増配の会社は安定の目安にされます。
権利確定日・権利落ち日配当や株主優待をもらう権利が確定する日が「権利確定日」。その翌営業日が「権利落ち日」で、株価が下がりやすい傾向があります。
株主優待株を持っている人にもらえる、自社製品や割引券などの特典。日本特有の制度です。
決算会社が一定期間の業績(売上・利益)を発表すること。内容次第で株価が大きく動きます。
IPO(新規上場)会社が初めて株式市場に上場すること。上場時に買う権利は抽選になることが多いです。
グロース株/バリュー株「グロース株」は成長期待で買われる株。「バリュー株」は実力に対して割安に放置された株。
単元株/単元未満株(ミニ株)通常は100株単位(単元株)で売買しますが、1株から買える「単元未満株」サービスなら少額で始められます。
成行注文/指値注文「成行」は値段を指定せず今すぐ買う・売る注文。「指値」は希望の値段を指定する注文。
ストップ高・ストップ安1日の値動きの上限・下限まで価格が達して、それ以上動かなくなった状態。

※☆がついているものは、本ブログにてよく使う文言です。

💡 初心者の落とし穴②:1銘柄に集中して「塩漬け」にする
「この会社は大丈夫」と1銘柄に資金を集中させ、下がっても損切りできずに長期間持ち続ける状態を「塩漬け」と言います。個別株でも複数銘柄に分散し、買う前に「いくらまで下がったら売るか」を決めておきましょう。

こんな人向け

ヒイラギ
ヒイラギ

企業分析が好きで、自分で銘柄を選びたい人。配当や優待をもらいたい人向けです


🟠 FX・信用取引(ハイリスク)

少ない資金で大きな金額を動かせる、上級者向けのハイリスク・ハイリターンなスタイルです。初心者は仕組みを理解してから慎重に。

用語意味
レバレッジ預けた資金の何倍もの取引ができる仕組み(てこの原理)。利益も損失も同じ倍率で膨らみます。 日本国内のFXでは、個人は最大25倍までと規制されています。
証拠金(しょうこきん)レバレッジ取引のために預ける「担保のお金」のこと。
信用取引証券会社からお金や株を借りて、自己資金以上の株取引をすること。FXと並ぶレバレッジ取引です。
通貨ペアFXで売買する2国間の通貨の組み合わせ(例:米ドル/円)。
ロング/ショート「ロング」は買いから入る取引、「ショート」は売りから入る取引(下がると儲かる)。
ロスカット損失が一定ラインを超えると、強制的に取引が打ち切られる仕組み。資金を守る安全装置ですが、大きな損が確定することもあります。
追証(おいしょう)損失が膨らみ証拠金が不足したとき、追加で入金を求められること。預けたお金以上の損失につながる入口です。
スプレッド「買う値段」と「売る値段」の差。実質的な取引コストになります。
pips(ピップス)FXで為替の変動幅を表す最小単位。損益を測るときの「ものさし」です。
スワップポイントFXで通貨間の金利差から発生する損益。受け取れることも、支払うこともあります。
スキャルピング/デイトレード
/スイングトレード
保有時間の短い順に並べた手法。数秒〜数分が「スキャルピング」、1日で完結が「デイトレード」、数日〜数週間が「スイングトレード」。
経済指標雇用統計や政策金利など、為替を大きく動かす経済データの発表。発表前後は値動きが荒れます。
ナンピン下がったところで買い増して平均取得単価を下げる手法。うまくいけば挽回できますが、損失を膨らませる危険な手でもあります。

※☆がついているものは、本ブログにてよく使う文言です。

💡 初心者の落とし穴③:高レバレッジ+ナンピンで「一発退場」 「すぐ戻るはず」と高いレバレッジでナンピンを繰り返し、追証やロスカットで資金の大半を失う——FX初心者の典型的な失敗です。まずは低レバレッジで、必ず損切りルールを決めてから始めましょう。

こんな人向け: リスクを理解したうえで、短期で大きなリターンを狙いたい人。


🟣 「ボラティリティ」「ガチホ」が出てきたら → 暗号資産(仮想通貨)投資

ビットコインなどに代表される、値動きが非常に激しい新しい投資対象です。前述のとおり、値動きの振れ幅は株式の3〜5倍にもなります。

用語意味
暗号資産(仮想通貨)ビットコインやイーサリアムなど。法律上は「暗号資産」が正式名称です。
ブロックチェーン暗号資産を支える技術。取引記録を改ざんしにくい形で、みんなで分散して管理する仕組みです。
アルトコインビットコイン以外の暗号資産の総称。一般に大型のビットコインより値動きが激しい傾向。
草コイン(くさコイン)時価総額が極端に小さく、知名度の低い暗号資産。価値がゼロになるリスクも高い、超ハイリスクな存在です。
取引所/販売所「取引所」は利用者同士で売買する場で手数料が安め。「販売所」は運営会社と売買し手軽だがコスト高め。
ウォレット暗号資産を保管する「お財布」。ネットにつなぐ手軽な「ホットウォレット」と、つながない安全な「コールドウォレット」があります。
マイニング取引の記録作業に協力し、その報酬として新しい暗号資産を受け取る仕組み。
現物取引/レバレッジ取引「現物」は自分の資金の範囲で買う安全寄りの取引。「レバレッジ」はFXと同じく倍率をかける取引でハイリスク。
ステーキング保有する暗号資産を預けて、報酬(利息のようなもの)を受け取る仕組み。
ガス代イーサリアムなどで取引するときにかかる手数料のこと。
ガチホ「ガッチリ・ホールド」の略。価格が下がっても売らずに長期で持ち続けること。
半減期ビットコインなどで、新規発行ペースが約4年ごとに半分になるタイミング。価格に影響すると言われます。

※☆がついているものは、本ブログにてよく使う文言です。

💡 初心者の落とし穴④:SNSの煽りで「草コイン」に全額 「今買えば100倍」といったSNSの情報をうのみにし、草コインに全財産を投じて暴落で大損——というケースが後を絶ちません。暗号資産は失っても困らない金額で、まずは知名度の高いビットコインなどから少額で始めるのが鉄則です。

こんな人向け: 新しい技術に興味があり、大きな値動きを許容できる人。


3. まとめ:迷ったら「★」から

たくさんの言葉が出てきましたが、最初に覚えるのは 第1章の★マークの基本用語だけ で十分です。

そのうえで、

  • 手間をかけず、安全に増やしたい → 🟢 積立インデックス投資
  • 企業を分析して自分で選びたい・配当がほしい → 🔵 個別株・割安株投資
  • リスク覚悟で短期に大きく狙いたい → 🟠 FX / 🟣 暗号資産

という形で、興味のあるスタイルの記事へ進んでみてください。値動きの激しさ(ボラティリティ)の目安を思い出しながら、自分が耐えられるリスクの範囲で選ぶのが、長く続けるいちばんのコツです。

ヒイラギ
ヒイラギ

このブログをこれからも見てくれるという方
☆マークの用語を抑えておくと、解像度が上がると思います。

はじめの一歩・最初にやることリスト

  1. 証券口座を開く(特定口座・源泉徴収ありを選ぶと手間が少ない)
  2. NISA口座を申し込む(利益が非課税になる)
  3. つみたて投資枠で、低コストのインデックスファンドを毎月少額から積み立てる
  4. 慣れてきたら、興味のあるスタイルの記事へ

まずは「少額で始めて、続けながら覚える」。これがいちばんの近道です。


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