✏️初めに
「入力されているデータの数を知りたい」
「空欄のセルがいくつあるか確認したい」
そんなときに活躍するのが、COUNT関数系の3兄弟です。
この記事では、それぞれの役割と違いを明確にしつつ、実務での活用方法も紹介していきます。
次回は、これらの関数とIF関数を組み合わせた応用テクニックを解説予定です!
🛠️COUNT系関数とは?
関数 | 数える対象 | 特徴 |
---|---|---|
COUNT(範囲) | 数値のみ | 数値だけをカウント。文字列は無視。 |
COUNTA(範囲) | 空白以外すべて | 数字・文字・記号など、何か入っていればカウント。 |
COUNTBLANK(範囲) | 空白セル | データが何も入っていないセルをカウント。 |
🛠️各関数の使い方
🔹COUNT関数(数値の数をカウント)
=COUNT(A2:A10)
→ 範囲内で、数値が入力されているセルの数を数える。
🔹COUNTA関数(空白以外のセルをカウント)
=COUNTA(A2:A10)
→ 文字や記号、数値など、何かしらデータが入っているセルをカウント。
🔹COUNTBLANK関数(空白セルをカウント)
=COUNTBLANK(A2:A10)
→ データがまったく入っていないセルの数を返す。
✅活用例
例1:テストの点数が入力されている人数を確認(数値のみ)
=COUNT(B2:B20)
→ 点数が入力されている生徒数だけをカウント。
例2:アンケート回答数を数える(空白以外すべて)
=COUNTA(C2:C100)
→ 名前やコメントなど、入力済みのセル数を集計。
例3:未入力のセル数を調べる(空白セルの確認)
=COUNTBLANK(D2:D50)
→ 未記入の欄がどれくらいあるかを可視化。
🧩まとめ
COUNT
:数値だけをカウントしたいときに使うCOUNTA
:空欄以外すべてをカウント(文字もOK)COUNTBLANK
:空白セルをカウント。入力漏れチェックに便利
目的によって、数える対象を明確に使い分けることが大切です。
🗣️最後に
あなたが「データを数えたい」と思ったのはどんなときですか?
入力済みチェック、集計、進捗管理など、カウント関数はどんなシートにも応用できます。
ぜひ、コメントで「自分の使い道」や「これってカウントできる?」という疑問をシェアしてくださいね!
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