はじめに、『かぶたし(高配当株を軸に少額ずつ買い足す長期投資)』における「配当金」の立ち位置をはっきりさせておきます。
配当金は、給与という土台の上に積む、プラスアルファの収入です。
配当金だけで生活する「配当生活」を目指すサイトではありません。
働いて得る給与を土台にしながら、「配当」と「副業」という給与以外の収入を少しずつ育て、お金で狭まった選択肢を広げ、選択できる状態
当サイトが目指すのは、その形です。

プラスアルファって言っても、株や副業で月に数千円もらったところで、何が変わるの?
いい質問です。
まず、その「数千円」の正体からお話しさせてください。
同じ3万円でも、残業で稼ぐ3万円と、配当・副業の3万円は別物です。
残業の3万円は、毎月約20時間の拘束と引き換えです。
しかも、残業削減や業績次第で、会社の都合でいつでも消えます。
配当の3万円は、拘束時間ゼロ、基本的に毎年一定額入る
副業の3万円は、いつ・どれだけやるかを自分で決められます。
もちろん、配当にも減配はあります。
ですが、銘柄を分散して備えるという主導権は、自分の手の中にあります。
増減のハンドルを会社が握っているか、自分が握っているか。
同じ金額でも、意味がまるで違うのです。
今回は、この中でも配当に目を向けましょう。
配当というプラスアルファの収入は、金額が育つほど、できることが増えていきます。
この記事では、配当収益を4つの段階でお見せします。合言葉はこれです。
もし毎月◯円、給与以外の配当収入があったら?
ここからは、一緒に期待に胸を膨らませてみましょう。
3,000円から、最後は生活費まで。
配当収入別 選択肢
前章でなぜ配当にのみ絞ったのか、それは配当はあなた自身の人生を豊かにするために、どんどん使ってほしいからです。
日々の生活を充実させるために、全て使っていきましょう。宵越しの配当金など持たなくて大丈夫です。一度植えた果樹は、毎年配当という名の果実を実らせてくれます。
前回の記事とは異なり、「もし配当収入が月〇円あったら」という仮定で、2人のキャラを例に使い方を上げていきます。
家計モデル
ここからは、想像しやすいように投資や副業をしていないキャラクターを2人紹介します。

ミサキ(27歳)
- 会社員(年収330万円 )
- 一人暮らし(賃貸)
- 趣味:動画(ドラマの一気見)、プチ旅行、推し活

ユウタ(35歳)
- 会社員(年収450万円)
- 妻子あり、賃貸
※こどもは、小学1年生 - サウナ、ゲーム
ちなみにこの2人の年収は、適当に決めた数字ではありません。
ミサキの年収は女性の平均年収333万円、ユウタは男性で一番人数の多い年収400〜500万円に合わせたものです。
配当収入が月3,000円あったら
到達の目安は、配当なら元本約120万円~(利回り3%・NISA)
遠く感じるかもしれません。
でも、思い出してください。120万円貯まるまで果実が実らないわけではありません。
始めれば、1年以内に、1円だけでも果実は実ります。
ミサキの場合:サブスク代や推し活へ
Appliv調査・2024年の調査結果を見ると、契約中のサブスクの合計は「月3,000円未満」の人が全体の75%でした。
ミサキのサブスクも例にもれず、動画と音楽、推しのメンバーシップで約3,000円程度使います。
つまりこの段階で、今まで給与から支払っていた支出がなくなり全部、実質無料になりました。
ということは、ミサキは今まで支払っていた給与3,000円を、推しのグッズや配信への課金等、別のものに使うこともできるのです。

推しのライブ遠征費用の積立にもできるし、推し活頻度が増えてサイコー!!
ユウタの場合:サウナやゲームへ
サウナ1回は1,000〜1,500円ほどで入れますので、例えば月1のご褒美だったサウナが、月3回になります。
もし、時間的にサウナに月3回行けなくても、サウナ後の1杯など1回の質を上げるのもいいでしょう
また、2ヶ月ためれば、ウィッシュリストに入れたままの新作ゲーム1本
家族のためでも、会社のためでもない、自分のためだけのお金が毎月生まれる段階です。

正直、たかが3,000円だけど
こどもが生まれてから我慢していた小さなものに使えて、ストレスが減ったよ
配当収入が月10,000円あったら
到達の目安は、配当なら元本約400万円~(利回り3%・NISA)
すぐには届かない数字です。
ですが、月3,000円をクリアしていれば、あとは苗木を植え続けるだけ。
積み立てを続けた先に、自然と見えてきます。
ミサキの場合:温泉プチ旅行や光熱費へ
観光庁の2025年の調査では、日帰り旅行の費用は1人あたり平均18,639円。
月1万円あれば、SNSで眺めていた場所に、2ヶ月に1回のペースで確実に行けます。
また旅行を控えた月は、光熱費に回すのもいいでしょう。
総務省による2025年の家計調査では、一人暮らしの光熱費は平均13,333円なので、その約75%が賄えます。
旅か、固定費か。その月の気分で「選べる」こと自体が、この段階の贈り物です。

温泉に月末行くんです!
ボーナスを推しのライブに使うか、旅行に使うかを、選ばなくてよくなりました
ユウタの場合:こどもの習い事へ
自分のために使うように促した配当を、こどもに???
と思ったかもしれません。
ですが、こどもに使うことであなたは、家庭の平和を保てるのです。
もしも、夫もしくは妻が投資で月々ある程度得ており、
自分にだけ使っていればどうでしょう?
家庭内に不和が生じる可能性があります。
また、小学生は習い事を始めている可能性が高く、文科省のデータでは、公立小学生の習い事にかかる費用は、年間約15.5万円(月あたり約1.3万円)です。
どのみちかかる費用に月1万円の配当収入を充てられれば、家計は楽になり、まわりまわってあなたに帰ってきます。
それに息子の「スイミングやりたい」に、応えられるのはあなたが思い描く理想の親の姿ではないでしょうか。

小学生のうちに、いろいろとチャレンジさせられることは、こどもにとって良い経験になります。
こどもの送迎がネックですが、
配当収入が月30,000円あったら
到達の目安は、配当なら元本約1,200万円~(利回り3%・NISA)
正直、遠い数字です。
ですが、到達すれば年36万円、1か月~1.5か月分の月給が毎年手に入ります。
ミサキの場合:自分の趣味+α
ここまでくると、推しのライブ数や旅行等へ行く時間の方が足りなくなり、配当を使い切るならば今まで行っていた活動のグレードを上げる、もしくは他の趣味を開拓することも可能になります。
推しを増やすも、ほしいものを買うもよし
今までお金であきらめていたものに、使いましょう

ライブ全出席は当たり前、
残りはグッズか、旅行か
でも、最近出たカバンも捨てがたいなぁ、、、、
ユウタの場合:家族旅行へ
月3万円は、年間36万円
観光庁による2025年の調査では、国内の宿泊旅行は1人あたり平均72,412円、日帰りは18,639円。家族3人なら、
宿泊旅行が年1回(約21.7万円)+日帰り旅行が年1回(約5.6万円)
合計約27.3万円で、まだお釣りがきます。
つまり残りは、習い事代の補填や自身の趣味代へ
毎年の思い出作りと日々の負担やストレス軽減、など使い方はいろいろ

「また今度ね」が、「今年はどこ行こうか」に変わりました
こどもと過ごせる間に、いろいろな場所へ行きたいですね
配当収入が生活費分あったら
到達の目安は、単身なら元本約7,700万円~(新NISA+特定口座)
途方もない数字です。
だから最初に言っておきます。
ここは目標ではなく、最高地点です。
到達しなくていい。ただ、到達するかもしれない地点です。
「配当収入=生活費分」で得られる選択肢
総務省による2025年家計調査では、ミサキのような単身世帯なら月平均約19.15万円、ユウタ家のような世帯なら月平均約31.4万円が月の生活費、出費です。
これを給与の外で賄えたら、このまま働くか、働かないか、給与以外で働き方を自分で選べるようになります。
仕事を辞めるための話ではありません。
「辞めても、今まで通り生活できる」という会社から自立でき、自分の意思で選べるということ
終身雇用もなくなり始め、退職金やボーナスを無くす企業が増える中、あなたは収入で悩み、妥協することがなくなります。
世間で言うFIREも、切り詰めて駆け込むものではなく、果樹園が育った結果として「選べるようになる」状態
ここではそう捉えています。
まとめ
この記事で、お伝えしたかったのは、配当金という働かずに毎年もらえるお金は、いろいろな選択肢を与えるということです。
今回は、推し活や旅行、こどもの習い事の費用などにお金を使いましたが、すべてにおいてモデルキャラたちの好きなものや必要経費です。
自分の人生を豊かにする、余裕を持たせる、それが「お金が選択肢を与える」ということです。
配当金は、私たち出資者に対して、企業が社会へ製品・サービスを提供し利益を得て、その利益を分配したものです。
あなたが出資したからこそ、その企業は社会に製品・サービスを提供し利益を得たのです。
社会で活躍する企業の出資者であることに喜びを感じつつ、楽しんで配当金を使っていきましょう。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の助言を目的としたものではありません。投資はリスクを伴います。実際の投資判断はご自身の責任でお願いします。
<『かぶたし』とは>
>『かぶたし』(選定・購入・売却の基準)について知りたい方はコチラ
>『かぶたし』のメリット・デメリットについて知りたい方はコチラ
参考
- 【サブスク利用実態調査】利用サービスは平均2.3個、解約検討理由1位は「節約のため」、解約者の6割が年間10,000円を節約(Appliv調べ) | ナイル株式会社のプレスリリース
- 令和5年度子供の学習費調査_結果のポイント
- 旅行・観光消費動向調査 2025年年間値(確報) | 2026年 | トピックス | 観光庁
- 令和6年分 民間給与実態統計調査|国税庁
- 家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2025年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
- 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2025年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口







