初めに
Microsoftは数年に1度アップデートされ、その際にExcel関数も新しく追加されます。
今回は、office2019からoffice2021にアップデートされた際に追加された関数について紹介していきます。
🧩office2021で追加された関数一覧
関数名 | 役割 | 使用例・概要 |
---|---|---|
FILTER | 条件に合うデータを抽出 | =FILTER(A2:B10, B2:B10="営業部") |
SORT | 昇順・降順に並び替え | =SORT(A2:A10, 1, TRUE) |
SORTBY | 指定列の値に基づいて並び替え | =SORTBY(A2:B10, B2:B10, 1) |
UNIQUE | 重複を除外して一覧化 | =UNIQUE(A2:A10) |
SEQUENCE | 連番や数列を自動生成 | =SEQUENCE(10) → 1~10 |
RANDARRAY | ランダムな配列を生成 | =RANDARRAY(5,2,1,100,TRUE) |
XLOOKUP | VLOOKUPの進化版(左右両対応) | =XLOOKUP("田中", A2:A10, B2:B10) |
XMATCH | MATCHの進化版(上下両対応+柔軟) | =XMATCH("田中", A2:A10) |
⚠️注意 データを扱うアカウントのグレードによって使用できるかが決まります。
自分が使えても相手が使えないこともありますので、受注・外注される方は、お気を付けください。
最後に
今回のアップデートで今までかなり活躍されてきたVLOOKUP関数やMATCH関数の上位互換が出てきました。今後もニーズに合わせたアップデートが見込まれるため、情報は数年に1度確認することをお勧めいたします。
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