✏️ 始めに
Excelで「複数のセルをまとめて一つにしたい」と思ったことはありませんか?
セル結合を使うと1つのセル値だけが残り、他のデータが消えてしまう…。手作業で「&」を使う方法もあるけど、セル数が多いと大変ですよね。

住所を県や市町村など要素ごとに分けすぎると、あとでまとめるのが大変だよね。
そんなときに活躍するのがTEXTJOIN関数!
この記事では、TEXTJOIN関数の基本的な使い方と、実務で役立つ活用例を紹介します。
🛠️ TEXTJOIN関数ってどんな関数?
基本構造
=TEXTJOIN(区切り文字, 無視するか, 結合する範囲)
引数 | 意味 |
---|---|
| セルをつなぐ間に挟む文字 |
するか | TRUE :無視する FALSE:無視しない |
| セル値を指定 |
💡 活用方法|大学名、学部、学科をつなげよう!
①セルを個別に指定して結合する場合
=TEXTJOIN("・",TRUE, A2,B2,C2)
A2、B2、C2のセル値の間に、「・」を入れて結合。
もし、A2、B2、C2に空白のセルがあれば無視する。
結果、「A大学・文学部・心理学科」が出てくる。
②範囲指定+空白セルを無視しない場合
=TEXTJOIN("・",TRUE, A3:C3)
A3からC3のセル値の間に、「・」を入れて結合。
もし、A3、B3、C3に空白のセルがあれば無視する。
結果、B3が空白なため、「A大学・心理学科」が出てくる。
③範囲指定+空白セルを無視する場合
=TEXTJOIN("・",FALSE, A3:C3)
A3からC3のセル値の間に、「・」を入れて結合。
もし、A3、B3、C3に空白のセルがあれば無視しない。
結果、B3が空白なため、「A大学・・心理学科」が出てくる。
④複数行を一気に結合する場合
=TEXTJOIN("・",TRUE, A5:C6)
A5からC6のセル値の間に、「・」を入れて結合。
もし、A5、B5、C5、A6、B6、C6に空白のセルがあれば無視する。
結果、A5、B5、C5、A6、B6、C6の順に結合し、「B大学・理学部・数学科・A大学・文学部・心理学科」が出てくる。
~結果まとめ~
実際にExcelで作成した場合の、①から④の結果をまとめます!

🧩 まとめ
TEXTJOIN関数を使えば、複数セルを手作業で結合する手間がなくなり、大量データの管理がとてもスムーズになります。
特に、大学名・学部・学科のような「関連する情報」をまとめる場面では、非常に強力な味方になります。
手作業によるミスも防げるので、業務効率アップにも大きく貢献します!
🗣️ 最後に
セル結合が面倒だった作業も、TEXTJOIN関数を使えばあっという間にスッキリまとめられます。
あなたは、どんな場面でこの関数を使いたいと思いましたか?
ぜひ、コメントで教えてください!
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