同点処理もバッチリ!RANK.EQ関数で正確な順位表を自動作成

知のピース×AI
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美俊
美俊

テストの結果とか、誰が何位かって並べたいんだけど……
普通に並び替えすると順位が分かりにくいし、
同じ点数のときって、どうやって処理するのが正解なんだ?

得点表や営業成績などを扱うとき、
「順位を出したい」「同点なら同じ順位にしたい」と思ったこと、ありませんか?

そこで登場するのが──RANK.EQ関数

シロ
シロ

RANK.EQ関数を使えば、数値に基づいて簡単に順位を計算できます!
同じ値なら同順位になるし、データが増えても自動で更新されますよ🌸

🛠️RANK.EQ関数ってどんな関数?

基本構文

=RANK.EQ(数値, 参照範囲, [順序])
引数説明
数値順位を知りたい値(例:B2セルの得点など)
参照範囲順位を決めるための全体データ(例:B2:B10など)
順序(省略可)0または省略→降順(高い点数が上)
1→昇順(低い点数が上)

美俊
美俊

つまり、「この点数が全体の中で何番目か」を教えてくれるってことだよね?

シロ
シロ

その通りです!
しかも、同じ点数があった場合は、同じ順位をつけてくれるのがRANK.EQ関数の特徴なんです。

美俊
美俊

なるほど、「同順位処理」が自動なんだ。便利そうだな。

シロ
シロ

はい、昇順・降順も引数で選べるので、
「高得点が上」も「数字が小さいほど上」も自由自在ですよ🌸


補足ポイント

  • 「並び替え+順位表示」が一発でできるようになるのが強み
  • 関数名の「EQ」は「Equal(=)」の略で、同値は同順位を意味している

📚 RANK.EQ関数のここがポイント!

① 同点があれば同順位になる(EQの意味)
→ たとえば「90点の人が2人いれば、両方とも2位になる」
→ 順位の整合性を自動で保ってくれる!

② 昇順・降順が選べる(順序の引数で制御)
→ 引数が「0」か「省略」で降順(高得点が上)
→ 「1」にすれば昇順(低い数値が上)で順位付けが可能

③ 元データの並び順に関係なく順位を出してくれる
→ つまり、ソートしていなくても正確な順位が取れるのが強み!


シロ
シロ

順位って、ただ並べるだけじゃ意外と難しいんです。
特に同点の扱いや、順位の更新の手間がかかりがちですが──
RANK.EQ関数なら、”数値さえ入力すれば勝手に順位を決めてくれる”んですよ🌸
しかも、間違いなく!

美俊
美俊

並び替えしなくてもいいってのは、ちょっと感動するかも。

シロ
シロ

ですよね!
「この人、何番目?」ってとき、並び替えも手作業もいらないんです✨


ポイントまとめ

  • 自動で順位がつく
  • 同点処理が安心
  • ソート不要で一覧管理ができる

活用例

基本編①:営業成績で順位を出す

=RANK.EQ(B2, $B$2:$B$8, 0)

田中の部署内での契約件数順位を出したい。
契約件数の多い順に並べて順位「2」を返す。

基本編②:営業成績で同率の場合

=RANK.EQ(B4, $B$2:$B$8, 0)
=RANK.EQ(B6, $B$2:$B$8, 0)

同率である中村、山村の部署内での契約件数順位を出したい。
契約件数の多い順に並べて順位「4」を返す。

基本編③:営業成績で下から順位を出す

=RANK.EQ(B8, $B$2:$B$8, 1)

谷口の部署内での契約件数順位を出したい。
契約件数の少ない順に並べて順位「5」を返す。

~結果まとめ~


🧩まとめ


  • RANK.EQ関数を使えば、簡単に順位を出すことができます
  • 同点なら同順位昇順・降順も自由に指定できるのが大きな強み
  • 並び替えや手作業なしで、自動で正しい順位を表示できるのが魅力です!
シロ
シロ

「この数値、何番目?」を考える時間、もういりません。
データに順位をつけるなら、RANK.EQ関数があなたの頼れる味方になりますよ🌸

🗣️最後に

あなたが管理しているデータの中で、
「順位をつけて見やすくしたい」ものはありませんか?

名簿、テスト、売上、スコアボード……
ぜひ、あなたのアイデアや使い道もコメントで教えてくださいね!

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