✏️ 始めに
Excelで「セル範囲を動的に指定したい」と思ったことはありませんか?
例えば、ユーザーの入力によって参照先を変えたいとき、通常の参照式だけでは難しいですよね。
そんなときに便利なのがINDIRECT関数!
この記事では、INDIRECT関数の基本の使い方と、よくある注意点をセットで解説していきます。

美俊
とても簡単な関数なため、どのように活用するのかが大事な関数となります。
今回は、普段私が使用している活用方法を説明します。
🛠️ INDIRECT関数ってどんな関数?
基本構成
=INDIRECT(セル値)
要素 | 説明 |
セル値 | 取得してくる場所を指定 |

美俊
今まで紹介してきた関数と違って要素が1つで、わかりやすいね。
💡 活用方法
①セル値指定
=INDIRECT(I3)
セル値I3にある文字を抽出する。
②同じ列内複数セル値
=INDIRECT(I4&":"&J4)
セル値I4からJ4にあるセル値を同じ順番で抽出する。

美俊
SUM関数との複合型で、合計を出すことが多いです。
③複数列のセル値
=INDIRECT(I5&":"&J5)
セル値I5からJ5にあるセル値を同じ順番で抽出する。
④シートとセル値指定
=INDIRECT(I12&"!"&J12)
セル値I12からJ12にあるセル値を同じ順番で抽出する。
I12にシート名を入れ「シート名!」となり、シート名!J12の値を抽出する。

美俊
③と④を組み合わせて、使うことが多いですね。
名簿などのデータやランダムなデータを持ってくる際に使っています。
~結果まとめ~

ポイント
- 複数シートをまたぐサマリー表作成 → シート名とセル位置を組み合わせて、複数シートからデータを引っ張ってこれる。
- NDIRECTはあくまで「文字列」で参照するので、セル移動や挿入・削除の影響を受けない。ただし、参照元のシートが存在しないとエラーになるので注意!
🧩 まとめ
- INDIRECT関数は、参照先を文字列でコントロールできる柔軟性の高い関数。
- 特に、シート間のデータ集約やユーザー操作に応じたダイナミックな参照設定に役立ちます。
- ただし、誤った文字列や存在しない参照を指定するとエラーになるため、運用には注意が必要です!
🗣️ 最後に
あなたなら、INDIRECT関数をどんな場面で使ってみたいですか?
実際に試してみた感想や、面白い活用アイデアがあれば、ぜひ教えてください!
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