✏️ 始めに
大きなデータから「特定の列だけ取り出したい」「必要な行だけ抜き出したい」と思ったことはありませんか?
手作業でコピーするのは面倒だし、元データが変わったらやり直し……。
そんなときに便利なのがCHOOSECOLS関数、CHOOSEROWS関数です!
今回は、データ整理に革命を起こすこの新関数たちを、基本から実用例までわかりやすく紹介します。
※office2024からしか使えません!
🛠️CHOOSECOLS関数/CHOOSEROWS関数ってどんな関数?
CHOOSECOLS関数の基本構成
=CHOOSECOLS(範囲, 列番号1, [列番号2], ...)
引数 | 意味 |
---|---|
| |
列番号1 | |
2 |
CHOOSECOLS関数の基本構成
=CHOOSEROWS(範囲, 行番号1, [行番号2], ...)
引数 | 意味 |
---|---|
| |
行番号1 | |
2 |
項目説明範囲データが入っている範囲行番号取り出したい行の番号(1から数える)
- 【使用例】
- データ範囲A1:D10から「1列目と3列目」だけ取り出す: excelコピーする編集する
=CHOOSECOLS(A1:D10, 1, 3)
- データ範囲A1:D10から「2行目と4行目」だけ取り出す: excelコピーする編集する
=CHOOSEROWS(A1:D10, 2, 4)
- データ範囲A1:D10から「1列目と3列目」だけ取り出す: excelコピーする編集する
💡 活用方法
- 必要な列・行だけを新しい表に整形
→ データベースから必要情報(氏名と電話番号だけなど)を抽出して、コンパクトなリストを作成。 - フィルターなしで簡単にサマリー作成
→ 重要なデータ列・行だけをまとめることで、フィルター操作不要の「即席まとめ表」が作れる。 - 元データが更新されても自動で反映
→ 元データに変更があっても、参照しているだけなので、手動修正が不要。 - 【POINT】
「VSTACK」や「HSTACK」と組み合わせると、さらに強力なデータ加工が可能!
🧩 まとめ
- CHOOSECOLS/CHOOSEROWS関数は、大量データから必要な部分だけをシンプルに取り出せる超便利関数。
- 手作業コピー&ペーストの手間を省き、データ管理をスムーズにしてくれます。
- データ量が多い現場や、よく更新がかかるリスト管理に最適なテクニックです!
🗣️ 最後に
あなたなら、CHOOSECOLS/CHOOSEROWS関数をどんな場面で使ってみたいですか?
ぜひ実際に使ってみて、感想や工夫した活用法を教えてくださいね!✨
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