✏️初めに
「特定の文字がいくつあるか数えたい」
「80点以上の人数を数えたい」
そんなときに活躍するのが、COUNTIF関数です。
この記事では、COUNTIF関数の基本的な使い方から、実際の活用例までを紹介します。
また、最後には複数条件に対応できるCOUNTIFS関数についても少しだけ触れます。

イベントの参加アンケート調査を行うときとか、回答が決まったアンケート集計に使うと便利そうだね
次回の記事では、実務で使える表作成やレポート作成の中での具体的な使用例を紹介予定です!
📚本記事の目次
- 🛠️COUNTIF関数とは?
- 🛠️活用例
- 🛠️応用編:COUNTIFS関数との違い
- 🧩まとめ
- 🗣️最後に
🛠️COUNTIF関数とは?
COUNTIF関数は、範囲内の指定した条件に合うセルの個数を数える関数です。
構文は以下の通り
=COUNTIF(範囲, 条件)
各引数の意味は以下のとおりです。
- 範囲:条件を調べるセルの範囲
- 条件:数えたいルール(例:”>=80″, “東京”, “A*” など)
🛠️活用例
例1:80点以上の人数を数える
行/列 | A | B | C |
1 | 名前 | 教科 | 点数 |
2 | YAMADA | 国語 | 50 |
3 | SATOU | 数学 | 95 |
4 | SATOU | 国語 | 75 |
5 | YAMADA | 歴史 | 85 |
C列に点数が並んでいる場合、80点以上の人の数を求めるには次のように入力します。
=COUNTIF(C2:C5, ">=80")
この式では、C2:C5の中で80点以上のセルをカウントします。
よって、「2」と表記されます。
例2:「国語」と書かれたセルの数を数える
B列に教科が入力されているとき、「国語」が何個あるかを調べるには
=COUNTIF(B2:B5, "国語")
文字列のカウントも、数字と同じように簡単にできます。
よって、「2」と表記されます。
例3:「Y」で始まる文字を数える(ワイルドカード)
「Y」で始まる名前の数を数えるには、「*」を使ったワイルドカードを活用します。
=COUNTIF(A2:A5, "Y*")

「*」を使うと1文字目だけ指定できる点が便利だね!
🛠️応用編:COUNTIFS関数との違い
COUNTIF関数は、1つの条件のみを対象にできますが、
COUNTIFS関数を使えば、複数の条件でカウント可能になります。
例:B列が「国語」、C列が「80以上」の場合のカウント:
=COUNTIFS(B2:B6, "国語", C2:C6, ">=80")
この関数については、別記事で詳しく紹介予定です!
🧩まとめ
COUNTIF関数は、「条件に合うデータの数を知りたい」ときに非常に便利な関数です。
条件の指定もシンプルで、数値・文字列・ワイルドカードにも対応可能。
複雑な集計をする前に、まずこの関数で「ざっくり数える」ことから始めてみるのがおすすめです!
🗣️最後に
あなたはどんな場面で「データの数を条件で数えたい」と思ったことがありますか?
ぜひコメントや感想で教えてくださいね。
次回は「COUNTIF関数とSUMIF関数を使った実用的な表づくり」を紹介予定です。お楽しみに!
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