【Excel】データ処理で知ってると楽になる関数③

知のピース×データ整理

✏️初めに

「特定の商品の合計金額を出したい」

そんなとき{=A1+A3+…}と画面とにらめっこして、セル名を選択していませんか。
連続しないセル値の合計を出すのに便利なのが SUMIF関数 です。
この記事では、SUMIF関数の基本的な使い方から、実際の活用例までを紹介します。
また、最後には複数条件を扱えるSUMIFS関数についても少しだけ触れます。

美俊
美俊

いちいち、数式を自分で組み立てなくていいの楽だね!


📚本記事の目次

  • 🛠️SUMIF関数とは?
  • 🛠️活用例
  • 🛠️応用編
  • 🧩まとめ
  • 🗣️最後に

🛠️SUMIF関数とは?

SUMIF関数は、1つの条件に合うセルだけを合計してくれる関数です。
構文は以下の通り

=SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)

各引数の意味は以下のとおりです。

  • 範囲:条件を調べる対象のセル範囲
  • 条件:合計したい値の条件(例:”>=10000″)
  • 合計範囲(省略可):実際に合計するセルの範囲。省略した場合は「範囲」がそのまま使われます。

🛠️活用例

例1:売上が1万円以上の合計を出す

行/列ABC
1店舗名売上エリア
2A店舗500,000東京
3B店舗350,000大阪
4C店舗300,000東京
5D店舗250,000福岡
6E店舗400,000東京

A列に商品名、B列に売上が入力されているとします。
1万円以上の売上の合計を出すには次のように入力します:

=SUMIF(C2:C6, "東京",B2:B6)

この式では、店舗内で東京エリア売上だけを合計します。

美俊
美俊

範囲、合計範囲は、同じ行範囲でないとダメみたいだね。


🛠️応用例:商品ごとの売上を出す

たとえば、店舗内で東京エリア以外売上合計を出すには

=SUMIF(C2:C6,"<>東京",B2:B6)

🛠️応用編:SUMIFS関数との違い

SUMIF関数は「1つの条件」にしか使えません。
複数の条件で合計したい場合は、「SUMIFS関数」を使います。

例:B列=「300,000」以上、C列=「東京」の売上合計

=SUMIFS(B2:B6, A2:A10, >300000, C2:C6, "東京")

🧩まとめ

SUMIF関数は、「条件に合う数値だけを合計したい」際にとても便利です。
構文を理解してしまえば、店舗やエリアごと売上分析や家計簿の費用計算など、さまざまな場面で活用できます。

さらに応用として、SUMIFS関数を使えば複数条件にも対応可能です。


🗣️最後に

あなたはどんな場面で「条件ごとに合計したい」と思ったことがありますか?
日常の中でも、思わぬところで使えるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました