✏️初めに
Excelで名簿や売上データを扱っていると、「この中に重複してるデータがあるかも?」「1人1回答のデータに変えなきゃいけない」なんて場面、ありませんか。
そんなときに使えるのが UNIQUE
関数。
今回はこの関数を使って、重複のないデータを一発で抽出する方法を紹介します。フィルターや手動でのコピペより圧倒的にラクでミスも減らせるので、覚えておくと本当に便利です!

美俊
データを1つ1つ確認しなくていいから、楽だね
🛠️活用例
✅ UNIQUE関数とは?
UNIQUE関数の基本構造は以下の通りです
=UNIQUE(範囲, 列方向, 一度だけの値だけにするか)
各引数の意味
- 範囲:重複を取り除きたいデータの範囲(行または列)を指定します。
- 列方向:データが列に並んでいる場合は
TRUE
、行に並んでいる場合や省略時は[空白] - 一度だけの値だけにするか(省略可):1回しか出てこない値だけを抽出したいときは
TRUE
を指定します。通常は省略でOKです
たとえば、以下のような「会社の社員一覧」があるとします。
氏名 | 部署 |
---|---|
山田太郎 | 営業部 |
佐藤花子 | 経理部 |
鈴木一郎 | 営業部 |
中村優子 | 総務部 |
高橋健 | 経理部 |
この中から「この会社の部署一覧を作成したい」場合「重複のない部署名の列だけを抽出してほしい」と命令します。
=UNIQUE(B2:B6)
これだけで、下記のようなリストが作れます。
営業部
経理部
総務部
たった1行で、重複が取り除かれたリストが完成!
✅ 応用編:横並びデータや列方向のユニーク
UNIQUE関数は、行方向だけじゃなく、列方向にも対応しています。
=UNIQUE(A1:D1, , TRUE)
このように、3つ目の要素を TRUE
にすれば、列方向の重複も除外可能です。
✅ 動的なリストにも対応
元データが増えても、UNIQUE関数は自動で対応してくれるのが魅力。
たとえば、リストに新しい部署「開発部」が追加されれば、抽出さあれるデータも自動で更新されます。
🧩まとめ
UNIQUE
関数は、重複を取り除いたデータを簡単に抽出できる関数。- 手動でフィルターを使うより速く、元データが変わっても自動更新されるのがポイント。
- 列方向にも対応しており、応用の幅も広い。
🗣️さいごに
「フィルターでやってた処理、UNIQUEでよかったんだ!」と思った人も多いのでは?
Excelには、こうした“ラクに正確にできる”関数がたくさんあります。
あなたが最近使って「これ便利だった!」と思う関数はありますか?
ぜひコメントで教えてください!
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