📖 一言でこの本は?
『事実ベースで西野が語る、希望を紡ぐお金の話』

私は、ブログを始めるきっかけをくれた恩師からの紹介で、読んでみました。
私のように、副業を始めようと考え始めた人や、始めたての人には最適な著書の1つです。
📚本について紹介
本の構成
全329ページ(前書き、あとがき含む。)

読んでみた感じ、2時間ちょっとで読み終わったよ!
第1章は、お金に関する話、第2章は売り方について解説、第3章では今後の稼ぎ方や可能性について解説といった、全3章に分かれています。
全体を通して、事実ベースに「お金が尽きると夢が尽きる」ことの解説と読者へ「強くなる」ことを熱く語っている1冊です。
著者について
〇著者名:西野 亮廣(にしの あきひろ)
お笑いコンビ「キングコング」のツッコミ担当としてテレビで人気を集め、その後は絵本作家・実業家・エンタメプロデューサーとして多方面で活躍。
2009年には絵本作家として第1作目『Dr.インクの星空キネマ』を出版。その後クラウドファンディングにより海外絵本絵画展。現在はオンラインサロン「おとぎ町商工会(現・西野亮廣エンタメ研究所)」を主宰しながら、自身が描いた絵本『えんとつ町のプペル』を映画化、ファミリーミュージカルをYouTubeにて無料配信(詳しくはこちら)。
〇著作(一部)
・『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある』
・『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』
・『バカとつき合うな』(堀江貴文との共著)

多忙な中、困っている人に寄り添い、寄付やボランティア活動も行っている(本書内で言う)優しい方です。
💡 ベスト気づき・心に残ったポイント
- 「お金の話=はしたない話」は、悪意のない残酷な言葉
- 情報が飛び交う時代で問われるのは、『何を売るか』『誰に稼がせるか』
- 「正しい知識を仕入れて、強くなってください。」というメッセージ

1つ目で私の固定概念を破り、2つ目で得たい知識を語り、3つ目で西野さんの熱い思いをぶつけられた。そんな1冊でした。
第1章では、「お金」をキーワードにお金が無いとどうなるのか、お金がなくてどうなったかを事例をもとに解説。
様々なところで出てくる価格帯の差について「役に立つか」、「意味があるか」の2つの軸をもとに、『誰』をターゲットに『何』に価値をつけて売るかを解説。
第2章では売り方、コミュニティに関して自身の作成した『応援シロの計算式』を使って解説。
自身の芸人としての経験から認知度と人気の違いを語り、不便によってコミュニケーションが生まれることを実体験をもとに解説。
第3章では今後の稼ぎ方や可能性について、自身の会社にて行った実験結果をもとに語り、最後に読者へ向け、読者が「優しい人」、「強い人」になるために西野さんご自身の見解を熱く語っています。
📌ぐっときた一文
「夢を叶えるのに、お金の話を避けることほど不誠実なことはない」
(※『夢と金』西野亮廣 著/幻冬舎 より引用)
この本は、知識の詰め込みではなく、“事実”をもとに読者に語りかけてくる一冊です。
読みながら、自分の考えと照らし合わせたり、立ち止まって深く考える瞬間が何度も訪れます。
私自身、読み始めたときの印象と、読み終えたときの感情が大きく変わりました。
「どこに共感したか」「何に違和感を覚えたか」——それを自分の本にメモ書きしながらじっくりと読むことをお勧めします。いつか、ドリームキラーに出くわしたときにでも振り返れるように、紙で持っておく価値があると、私は思います。
🎯こんな人におすすめ!

「時代に、適応しようとしているあなた」にこそ届けたい。
現代社会における優しさと強さの意味が、この本にぎっしり詰まっています。
この本には、日本人が無意識に抱えている固定概念が、結果的に自分たちの首を絞めている現実が語られています。
また、「何を売り」「誰に稼がせるか」という視点を持つことで、これからの時代を生き抜くヒントが得られるはず。
そして何より、西野さんのメッセージは一貫しています。読者がこの本を読み終えたとき、少しでも“強くなっていてほしい”という願いが、区切りごとに記されており、そのためにご自身の体験した事実をベースに記されています。
まず何をしたらよいか、迷い立ち止まっているあなたにぜひ読んでほしい1冊です。
🧩まとめ
今週は、多方面で活躍されている西野亮廣さんの著書『夢と金』を読んでみました。
本書では、私たち日本人が無意識に抱えている“お金=はしたない”という固定観念を問い直し、事実をベースに、これからの時代をどう生きるかのヒントが語られています。
「夢を叶えるとはどういうことか」
「お金がないということは、どういう現実を引き起こすのか」
そんな根本的なテーマが、本書を通じて少しずつ解き明かされていくようでした。

私は、これから大切な人たちとも、“お金の話”を少しずつしていこうと思います。
あなたは、この1冊を読んでどう感じましたか?
ぜひ、あなたの言葉をコメントで聞かせてください。
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