✏️初めに
Excelで勤怠管理をしていると、
「出勤時間と退勤時間を入れると、勤務時間が自動で出たら便利なのに…」
と思うことありませんか?
今回は、そんな悩みを解決する【勤務時間の自動計算方法】を紹介します!
しかも、現在時刻を使って「まだ退勤していないとき」にも対応できる式もご紹介。
人事・総務・チーム管理など、さまざまなシーンで活躍するので、ぜひ活用してみてください!
🛠️活用例:勤務時間を自動で計算してみよう
✅ 基本構成(例)
A列 | B列 | C列 |
---|---|---|
出勤 | 退勤 | 勤務時間 |
9:00 | 17:30 | 数式で計算 |
📘 使用する関数:IF
, TEXT
, NOW
, HOUR
, MINUTE
💡勤務時間を求める数式(基本形)
=TEXT(B2 - A2, "h:mm")
B2
が退勤時刻、A2
が出勤時刻- 時刻の差を「h:mm」形式で表示
- 日をまたがない勤務ならこれでOK!
⏰ 退勤していないときは現在時刻で計算!
退勤時間がまだ未入力の状態で、
「今、どれくらい働いたのか?」を知りたい場合には以下のような式が便利です👇
=IF(B2="", TEXT(NOW() - A2, "h:mm"), TEXT(B2 - A2, "h:mm"))
B2
が空欄なら、現在時刻(NOW)と出勤時刻の差を表示B2
が入力されていれば、通常の計算- 日中の進捗確認にも使える!
🛑 深夜勤務(24時をまたぐ)場合の注意点
Excelでは、退勤が出勤より前(深夜シフト)だと計算結果がマイナスになります。
その場合は、+1日(=1)を加算することで補正できます。
=TEXT(B2 - A2 + IF(B2<A2, 1, 0), "h:mm")
B2<A2
のときは+1
(=1日分)加えて、日またぎに対応- これで夜勤などの特殊な勤務にも対応可能!
🧩まとめ
TEXT
関数で勤務時間を「h:mm」形式で見やすく表示できるIF
とNOW
を組み合わせることで、リアルタイムの勤務時間表示が可能IF(B<A,1,0)
を使えば、24時を超えるシフトにも対応
一見シンプルな構成ですが、実務でそのまま使える便利な計算式です!
🗣️最後に
「退勤していないけど、今の勤務時間を知りたい」
「深夜シフトにも対応した勤怠表をつくりたい」
そんなとき、今回の方法はきっと役立ちます!
あなたの現場では、どんな勤怠ルールがありますか?
ぜひコメント欄で教えてくださいね!
コメント