高配当株投資って本当に儲かる?20代が1年やってみた正直な感想

投資
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「高配当株って本当に稼げるの?」「20代でも始められる?」そんな疑問を持ったことはありませんか?物価高や老後不安が叫ばれる中、「お金に働いてもらいたい」という気持ちは誰でも持っているはず。でも、実際のところどうなのかって、なかなかリアルな声が聞こえてこないですよね。

今回は、実際に高配当株投資を1年間続けてみたリアルな体験談をもとに、「儲かるのか?」「何が大変なのか?」をぶっちゃけてお伝えします。これから始めようか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


📌 結論

高配当株投資は、「すぐ稼げる方法」ではなく、じっくり時間をかけて配当を積み上げていく長期投資です。1年目は正直、生活が変わるほどの配当金は受け取れません。でも、続けることで年間数万円レベルの「自分へのご褒美資金」が生まれてくるのは本当のことです。

銘柄選びには「配当利回りの安定性」と「業績の継続性」を見ることが大切で、見た目の利回りだけに飛びつくのは危険です。暴落や含み損との精神的な戦いも覚悟しておく必要があります。それでも、今使わないお金を「未来の収入」に変える仕組みとして、高配当株投資は十分に有効な選択肢です。


📌 高配当株を始めたきっかけ|「たまっていくお金、このままでいいの?」

投資を始めるきっかけって、人それぞれですよね。「なんとなくお金を増やしたい」という漠然とした動機の人もいれば、明確な目標を持って始める人もいる。今回取材した方のきっかけは、とても現実的なものでした。

使う予定のないお金が口座にたまっていく一方で、物価や子どもの育児費用はどんどん上がっていく。「この貯金、ただ置いておくだけじゃもったいないし、未来の出費に備えられないか?」という思いが投資のスタートになったそうです。

ヒイラギ
ヒイラギ

「とりあえず貯金」って安心感あるけど、インフレで実質目減りしてるって考えると怖くなってくるよね。

✅ 最初に買った銘柄は「商船三井(9104)」

最初に購入したのは、商船三井(証券コード:9104)を10株。日本3大商船の一角であり、海外への物資運搬を担う大手企業です。当時の配当利回りは約7%という高水準で、業種的にも倒産リスクが低いと判断して選んだとのこと。

購入単価は1株あたり約5,454円、10株で合計約55,000円の投資です。「100株買う度胸はなかった」という言葉がリアルで、最初の一歩としてはかなり堅実な選び方だと思います。いきなり大金を突っ込まず、まずは少額でどんな感覚なのかを確かめる姿勢は、投資初心者にとってとても大切です。

ノア
ノア

10株からスタートって、すごく賢い始め方だにゃ。失敗しても傷が浅いし、経験として積み上げられるにゃ。


📌 実際に受け取った配当金と、1年後のリアルな変化

✅ 最初の配当金は「1,800円(半期)」だった

55,000円を投資して、最初の半期で受け取った配当金は1,800円。年率換算すると約6.5%の利回りです。数字だけ見れば悪くないですが、実際に振り込まれた金額を見た瞬間の率直な感想は「少ない…これで生活が豊かになっていくのか?」という不安と疑問だったそうです。

その気持ち、すごくわかります。頭では「長期投資」ってわかっていても、実際に金額を目にすると現実のギャップに戸惑うのは当然のこと。最初の配当金で生活が変わることはない、というのが正直なところです。

ヒイラギ
ヒイラギ

1,800円って見た瞬間、「え、これだけ?」って思っちゃう気持ち、すごくリアルだよね。でも積み上げが大事なんだって頭ではわかってても、心がついてかないんだよなあ。

✅ 1年後には「旅行資金」が生まれた

でも、1年が経過した今では話が変わってきます。保有株数が増えたことで、年間の配当金は数万円レベルに成長。「1回分の旅費程度」が配当金だけで賄えるようになったというのは、お金の使い方に確実に変化が生まれた証拠です。

「このお金でどこに行こうか」と考えられるようになったこと、それ自体が高配当株投資の醍醐味かもしれません。生活費や必要経費ではなく、純粋に「自分の楽しみ」に使えるお金が生まれるという感覚は、モチベーション維持にもつながります。最初は小さくても、続けることの価値を実感できる瞬間です。

ノア
ノア

「配当金で旅行に行く」ってなんかロマンあるにゃ!自分のお金が旅を連れてきてくれる感じ、いいにゃあ。


📌 銘柄の選び方|「利回りだけ」で選ぶと痛い目を見る

高配当株投資でよくある失敗が、「配当利回りが高いから」という理由だけで銘柄を選ぶこと。でも、利回りが高い銘柄にはワケがある場合も多いんです。ここでは、実際に実践されている銘柄選びの考え方を紹介します。

✅ まず「業種分散」でリスクを下げる

一番最初に意識するのは、業種分散によるリスク低下です。特定の業界に集中すると、その業界が落ち込んだときにポートフォリオ全体がダメージを受けます。海運・金融・インフラ・商社など、異なる業種に分けて保有することで、一つが下がっても他でカバーできる構造を作っておくことが大切です。

次に見るのが営業利益の推移と配当利回りの変化率。「今だけ配当を高くして投資家を引き寄せようとしている企業」が候補の中に紛れ込んでいることがあるからです。そういった企業は、業績が悪化した途端に減配・無配になりやすい。

✅ コロナ禍でも減配しなかった企業は「本物」

特に注目したいのが、コロナ禍のような業績悪化局面でも配当を据え置いた企業。これは「株主への還元を大切にする姿勢」の裏付けであり、長期的に安定した配当を期待できる有望なシグナルです。

「今後数十年、配当利回りを減らさず、むしろ増やし続けてくれる会社はどこか?」という視点で選ぶのが、この方の基本スタンス。短期的な利回りの高さよりも、長期的な配当の継続性と成長性を重視するというのは、まさに王道の高配当投資の考え方です。

ヒイラギ
ヒイラギ

コロナのときに減配しなかった企業って調べると意外と少ないんだよね。それだけで一気に候補が絞られる感じがして、逆に選びやすくなる。


📌 「思ってたのと違った」高配当株投資のデメリット

高配当株投資の明るい面だけ語っても不誠実なので、ここはしっかりデメリットをお伝えします。「儲かる」イメージだけで始めると、途中でくじけてしまう可能性があるからです。

✅ 「すぐ儲かる」は完全な幻想

高配当株は、明日・来月・来年に「儲かった!」と実感できるものではありません。1年目は含み損になっている可能性も十分あります。そのタイミングでお金が必要になって売却すると、「投資元本>売却金額+配当金」になって損が確定してしまうことも。

だからこそ、高配当株投資には「当面使わないお金」を充てることが絶対条件です。生活費や急な出費に使う可能性のある資金を投資に回してはいけません。これは初心者が最初につまずきやすいポイントなので、ぜひ頭に入れておいてください。

✅ 「暴落」は必ず来る。夢が悪夢になる瞬間がある

「暴落」と騒がれるような株価急落の場面は、長期投資をしていれば必ず何度も訪れます。含み損がどんどん膨らんでいく画面を見るのは、精神的にかなりきつい体験です。「こんなはずじゃなかった」という感情は、誰でも一度は経験するでしょう。

「夢が悪夢になる瞬間が多い」という言葉は、まさにリアルな投資体験の核心をついています。高配当株投資は長期戦。その道中には必ず荒波があることを覚悟した上で始めることが、長く続けるための精神的な準備になります。

ヒイラギ
ヒイラギ

含み損の画面って、見るたびに「売った方がいいかな…」ってなるんだよね。でもそこで売らないのが高配当投資の鉄則なんだよな。

ノア
ノア

暴落のたびにパニックになってたら体がもたないにゃ…「長期保有」って言葉の重さ、実際に体験してみないとわからないにゃ。


📌 20代が高配当株投資を続けるためのコツ

✅ 「使わないお金」だけを投資に回す

繰り返しになりますが、高配当株投資で最も重要なルールは「当面使わないお金だけを投資する」こと。生活費の3〜6ヶ月分は現金で手元に残しておき、それ以上の余剰資金を投資に回す、というのが基本です。

家計管理には、マネーフォワードMEのような家計簿アプリを活用するのがおすすめです。銀行口座や証券口座を連携するだけで、収支が自動で把握できるので、「毎月いくら投資に回せるか」が可視化されます。お金の流れを見える化することが、無理のない投資の第一歩です。

✅ 配当金の「使い道」を決めておくとモチベが続く

今回の体験談で印象的だったのが、「配当金でどこに行こうか考えるのが楽しみになった」という部分。配当金の使い道をあらかじめ決めておくと、投資を続けるモチベーションが上がります。「年間5万円になったら旅行に使う」「10万円になったら家族にプレゼントする」など、具体的なゴールを設定しておくのがおすすめです。

数字だけ眺めていると続かなくても、「このお金が自分の楽しみに変わる」という実感があれば、暴落の局面でも冷静でいられることがあります。投資は感情との戦いでもあるので、自分なりのモチベ管理が大切です。

✅ 長期目線で「積み上げ」を楽しむ

高配当株投資は、1年で劇的に変わるものではありません。でも、3年・5年・10年と続けることで、配当金は確実に積み上がっていきます。20代のうちに始めることの最大のメリットは「時間」という最強の武器を持っていることです。

「今すぐ大きく稼ぐ」ではなく、「未来の自分への仕送り」を少しずつ積み上げていくイメージで取り組むと、高配当株投資の本質が見えてきます。焦らず、淡々と、長く続けることが一番の戦略です。

ノア
ノア

20代って時間が一番の財産だにゃ。早く始めれば始めるほど、複利と配当の積み上げが効いてくるにゃ。


📌 まとめ

高配当株投資の1年間のリアルをまとめると、こういうことになります。最初の配当金は少額で、生活がすぐ変わるわけではない。でも1年後には、旅行に行けるくらいの配当金が積み上がっていた。これが現実です。

銘柄選びは「利回りの高さだけ」では危険で、業種分散・営業利益の安定・配当の継続性をセットで見ることが大切です。特に、コロナ禍でも減配しなかった企業は長期保有の有力候補として覚えておきましょう。

デメリットとして忘れてはいけないのが、「暴落は必ず来る」「含み損になる期間もある」という現実。高配当株投資は想像よりずっと長い旅であることを覚悟した上で始めることが、成功への第一歩です。20代の「時間」という最大の武器を活かして、今から少しずつ積み上げていきましょう。


📌 よくある質問

✅ Q: 高配当株投資はいくらから始められますか?

A: 証券会社によっては1株単位(単元未満株)から購入できるため、数百円〜数千円から始めることも可能です。今回の体験談でも、商船三井を10株・約55,000円からスタートしています。まずは「失っても痛くない金額」で始めて、感覚をつかんでから増やしていくのがおすすめです。

✅ Q: 配当利回りが高い銘柄ほど良い投資先ですか?

A: 必ずしもそうではありません。利回りが高い銘柄の中には、「株価が大幅に下落しているために相対的に利回りが高くなっている」ケースや、「一時的に高配当を出して投資家を引き寄せようとしている企業」が含まれることがあります。配当利回りだけでなく、営業利益の推移・配当の継続性・自己資本比率などを合わせて確認することが大切です。

✅ Q: 暴落が来たとき、すぐに売った方がいいですか?

A: 高配当株投資の基本は「長期保有」です。暴落時に売却してしまうと、含み損が確定損になってしまいます。暴落は過去にも何度も起きていますが、長期的には回復してきた歴史があります。「当面使わないお金」を投資に回しておけば、暴落時も焦らず保有し続けることができます。売りたい衝動が出たときこそ、投資の目的と長期目線を思い出しましょう。

✅ Q: NISAで高配当株は買えますか?

A: はい、NISAの成長投資枠を使えば国内外の個別株を非課税で購入できます。通常、配当金や売却益には約20.315%の税金がかかりますが、NISA口座内で受け取った配当金は非課税になります(国内株の場合)。長期で配当を積み上げていく高配当株投資との相性は非常に良いため、積極的に活用することをおすすめします。

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