✏️初めに
「この中で一番大きな値はどれ?」
「最低点だけを知りたい」
そんなときに頼りになるのが、MAX関数とMIN関数です。
この記事では、それぞれの関数の基本的な使い方と、実際の活用例を紹介します。
次回の記事では、MAX・MIN関数を応用した実務的な表の作成方法をご紹介予定です!
🛠️MAX・MIN関数とは?
MAX関数:指定した範囲の中で「最大の値」を返す関数
MIN関数:指定した範囲の中で「最小の値」を返す関数
それぞれの構文はとてもシンプルです:
=MAX(数値1, [数値2], ...)
=MIN(数値1, [数値2], ...)
通常はセル範囲を指定して使うことが多いです。
🛠️活用例
例1:点数の中から最高点と最低点を出す
A列に点数が並んでいるとき、最高点・最低点を出すには以下のように入力します:
ex=MAX(A2:A20) → 最高点
=MIN(A2:A20) → 最低点
範囲を選ぶだけで、パッと一番大きい値・小さい値を取得できます。
例2:売上データから最大・最小の売上金額を出す
B列に売上金額が並んでいる場合:
=MAX(B2:B50) → 最高売上
=MIN(B2:B50) → 最低売上
これだけで、売上の傾向をざっくり把握することができます。
🛠️応用編:条件付きで最大・最小を求めるには?
MAX関数・MIN関数は便利ですが、「条件付き」で使いたいときは少し工夫が必要です。
たとえば「東京支店の売上の中で最大を出したい」といったときは、FILTER関数やIFS関数との組み合わせが効果的です。
=MAX(FILTER(B2:B20, A2:A20="東京"))
この式では、「A列が東京のときのB列の値」の中から最大値を取り出しています。
このような応用テクニックは、今後の記事でさらに詳しく紹介予定です!
🧩まとめ
- MAX関数 → 最大値を取得
- MIN関数 → 最小値を取得
どちらも「一番大きい値/一番小さい値」がすぐにわかるので、
点数、金額、在庫など、あらゆるデータの確認に役立ちます。
条件付きで使うときは、他の関数との組み合わせがカギになります。
🗣️最後に
あなたはどんな場面で「最大値」や「最小値」を知りたくなりますか?
ぜひ、日常や仕事の中での活用場面をコメントで教えてください!
次回は、MAX・MIN関数を使った実務的な表作成の具体例を紹介予定です。お楽しみに!
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