✏️初めに
「CSVを貼り付けたら、1セルに全部入っちゃった…」
「住所の“都道府県”だけ取り出したい…」
そんなとき、新しいExcel関数【TEXTSPLIT】がめちゃくちゃ便利!
区切り文字でセルを自動的に分割できて、手作業いらずの時短技です。
この記事では、
- CSVの分割
- 住所データから都道府県だけ抽出
など、実務で使える活用例を紹介します!
💾そもそも「CSV」ってなに?
CSV(シー・エス・ブイ)とは、Comma-Separated Values(カンマ区切りの値)の略。
データを「カンマ , 」で区切って並べた形式で、Excelやシステムで簡単に読み書きできるテキスト形式のファイルです。
例:
田中 太郎,営業部,東京支店
- 名前 → 「田中 太郎」
- 部署 → 「営業部」
- 所属 → 「東京支店」
このように、項目ごとにカンマで区切られています。
でも、これをExcelにコピペすると…
全部が1つのセルに入ってしまうこと、ありますよね?

フォームの複数選択の回答とか、こんな感じで出てきて処理に困るんだよね
それを自動で分割してくれるのが TEXTSPLIT
関数です!
🛠️活用例①:CSVデータを一発で分割
✅ よくあるシーン
システムから出力されたCSVをコピー&ペーストすると、こんな状態に、、、
行/列 | A |
1 | 田中 太郎,営業部,東京支店 |
これを手作業で「区切り位置」で処理してた方も、これからは関数でOK!
📘 使用する関数:TEXTSPLIT
=TEXTSPLIT(A2, ",")
- A2:対象のセル(CSVの文字列)
- “,”:カンマで区切る
結果は横に分割されて、
田中 太郎 | 営業部 | 東京支店 |
のように展開されます!
🛠️活用例②:住所から都道府県だけを抜き出す
「東京都新宿区西新宿1-1-1」みたいな住所から、
都道府県だけ抽出したいときも、TEXTSPLITは強力です。
✅ 例:
=TEXTSPLIT(A2,{"県","府","都","道"})
この式で「東京都」や「大阪府」などの部分を前後で分割できます。
さらに工夫すれば、LEFT関数やTEXTBEFOREと組み合わせて、
都道府県だけピンポイントで取得することも可能!
💡補足:TEXTSPLITの基本仕様
項目 | 説明 |
---|---|
構文 | TEXTSPLIT(文字列, 区切り文字) |
区切り | カンマ, スペース, 改行など自由に指定可能 |
出力 | 横または縦に展開(row_delimiter やcolumn_delimiter 指定で調整) |
※縦に分けたいときは改行(CHAR(10)
)やセミコロン ;
を使うなどの応用もできるよ!
🧩まとめ
- TEXTSPLITでCSVや住所などの文字列を一発分割!
- 複数の区切り文字にも対応していて、実務レベルで超使える
- もう「区切り位置ウィザード」に頼らなくてOK!
🗣️さいごに
TEXTSPLITは、「表がうまく分かれなくてイライラ…」を解消してくれる神ツールです。
CSV処理、名簿整理、住所分解など、活躍シーンは本当に多い!
あなたはどんな場面で「セルの分割」に困ったことがありますか?
「このパターンでも使えた!」なんて事例があれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
コメント